お葬式を欠席する場合のマナー
妊婦はお葬式に参加して構いませんが、事情によっては出たくても出られないことがあります。体調が優れないなかで無理にお葬式に出て、あとでトラブルになるのはよくありませんね。そのため妊娠中にお葬式を欠席するのはマナー違反ではありません。ただしお葬式に出ない場合でも、お悔やみの気持ちは相手へ上手に伝えるようにしましょう。
できるだけ早く欠席の返事をする
お葬式を欠席すると決めたらできるだけ早く電話などで相手に連絡をとりましょうその際、親しい関係であれば「妊娠中なので」と具体的に理由を言っても構いませんが、長々と欠席の事情を伝えると、遺族の気に障ったり失礼となったりする可能性があります。「やむを得ない事情があって」「どうしても都合がつかず」という言葉を添えて簡単に伝えるようにしましょう。
弔電や香典を準備する
お葬式には出席できないものの、とむらいの気持ちだけでも伝えたいと思うことがあります。その場合は、電報や香典を贈るようにしましょう。香典は郵送の場合現金書留扱いにします。知人に香典を持っていってもらえるようにお願いしてもよいですね。ただし、香典などは喪主の意向で受け付けていないことがあるので、事前に確認をとりましょう。
後日弔問に行く
お葬儀が無事に済んだら、遺族は形見分けや行政手続きなどで慌ただしくなります。そこで、お葬式に出られなかったからと慌てて弔問に行くのではなく、出産後で落ち着いた時期を見計らって改めて弔問に出掛けましょう。事情が許せば、生まれた赤ちゃんを連れて行っても構いません。小さな子どもが大切な人を失った遺族の気持ちを癒やしてくれるかもしれませんね。
おわりに
妊婦でもお葬式に出席できますが、欠席しても失礼にはあたりません。自分の体調に無理がかからないかを考えて、出席するか欠席するかを考えましょう。もし欠席する場合、お葬儀ときはお悔やみだけを伝えて、出産後に落ち着いてから改めて弔問に行く方法もありますよ。
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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
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