妊娠後期の外出に持ち歩くと役立つもの
つわりの症状は妊娠初期で終わる人が多いのですが、中には妊娠後期まで続く人や、一時治まっていたのにぶり返す人もいます。胎児がとても大きくなったことでさらに胃腸の圧迫が強まるため、気持ち悪くて食事ができなかったり、便秘が一段とひどくなったりすることも考えられます。
7.食事をとるのが難しい人のためにバランス栄養食
妊娠後期の胃の負担をやわらげるためには、食事の回数を増やして少量ずつ食べるようにするのがおすすめです。外出中にもしっかり栄養補給できるよう、バランス栄養食をうまく活用しましょう。ゼリータイプのものやお菓子タイプのものなど、外出先でも気軽に口にできるものはたくさんあります。もちろん基本となる家での食事をバランスよくとることも忘れずに。
8.しょうが湯で吐き気をやわらげ、身体を温める
しょうがには吐き気をやわらげてくれる効果の他、胃腸の働きを整えたり、つわりによる食欲不振を解消したりする効果もあるといわれています。特に妊娠後期になると、吐き気対策に炭酸飲料を飲むとさらに気持ち悪くなってしまうため、温かいしょうが湯などを持ち歩いて飲むようにするといいでしょう。また身体を温める効果も女性の強い味方です。
9.ガムで唾液を増やし、消化を助ける
妊娠後期のつわりの代表的な症状のひとつとして、消化不良や胃もたれが挙げられます。食事はゆっくりとよくかんで食べることが重要ですが、食後にガムを食べることで唾液が増え、さらに消化を助けることができます。またミント系やかんきつ系などの爽快な味のものにすれば、つわりのつらい症状である吐き気もやわらげてくれます。
おわりに
つわりは多くの妊婦さんが苦しむ症状ですが、医学的にはいまだ原因がはっきりとしていません。そのため根本的に治すことはできないのですが、赤ちゃんを授かった大切な証しともいえます。つわりを元気な赤ちゃんを産むためのステップと考え、前向きに乗り越えていきましょう。
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