妊娠したことを友達に知らせたいと思うときに、仲のよい人にはメールや電話で伝えますが、それ以外の友人には会員制交流サイト(SNS)で妊娠報告をする人も多いようです。しかしその反面SNSでの妊娠報告を嫌がる人もいるようなので、妊娠報告をするときには注意をしましょう!今回は、SNSでするメリットとデメリット、実際に行うときのマナーや注意点をまとめました。
SNSで妊娠報告することのメリット・デメリット
最近はSNSで妊娠報告をする人を見かけますよね。多くの人はおめでたい、ほほ笑ましいと思いますが、逆に傷ついている人もいるかもしれません。SNSという広い場所で妊娠を報告するときのメリット・デメリットをご紹介するので、報告前にチェックしてみましょう!
メリット:一度で大勢の人に報告できる
高校の友人や、昔の職場の人とSNSでのみつながっているという人が多いのではないでしょうか。でもそういった友人たちにも妊娠を知ってもらいたいと思う気持ちはあるはずです。わざわざメールをするのも変な気がするし、それならばSNSで気軽に妊娠報告をすることにメリットを感じます。
メリット:リアクションがすぐわかる
フェイスブックやインスタからおめでとう!のメッセージやコメントがもらえるかもしれません。メッセージ以外でも「いいね」ボタンをたくさんの人が押してくれればうれしくなってしまいますよね。
デメリット:不快に思う人がいるかもしれない
SNSは開けた場所なので、多くの人が目にする場所です。自分のSNSをチェックしている人がどのくらいいるのか、その人が今どういう状況なのか把握することは難しいのことではないでしょうか。不妊で悩んでいる女性や夫婦が目にすることや、結婚や妊娠に憧れている未婚の人の目に触れる可能性があるため、陰口や「実はあの時嫌な気分だった」と後から言われることがあるかもしれません。近年、不妊治療の医療が発達してきています。それでも子どもに恵まれない夫婦もいます。妊娠報告自体が人を傷つけ、嫌な気持ちにさせてしまうこともあることを知っておきましょう。
デメリット:自分が傷ついてしまいことも
デメリットは人を傷つけることだけではありません。妊娠がわかったときに「妊娠しました!」とSNSで報告した後に、初期流産や切迫流産などが起きてしまったときに、自分が傷ついてしまう結果にもつながります。メールは報告したい人だけに伝えられますが、SNSでの妊娠報告では友達登録している人全員が見えてしまうので、妊娠初期のSNSでの妊娠報告は避けたほうがよいでしょう。
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反感を買いやすいSNSでの妊娠報告三選
SNSでの妊娠報告はデメリットが多いとご紹介しましたが、それでもSNSで妊娠報告する人は少なくないです。インスタグラムで「#妊娠」と検索すると、かなり多くの女性が大きなおなかの写真を上げています。このような写真付きで妊娠報告をすると、更に反感を買いやすいので、自分の写真などは避けて文章のみのシンプルな報告がよいでしょう。
1.毎日のように妊娠についてSNSを更新する
妊娠というものは、とてもデリケートなものです妊娠について逐一SNSで報告している人は、そういった内容が苦手な人からも嫌われやすいです。今日はつわりがつらかった、というような細かい報告はSNSではなく、夫や家族に聞いてもらうようにしましょう。妊娠をすると毎日がキラキラして楽しい気持ちになる人もいますが、SNSを見た人がどう思うかまで考えたほうがよさそうです。
2.SNSで妊娠報告の画像をアップする
- エコー写真
- マタニティフォト
- 妊娠検査薬
赤ちゃんの成長がわかるので、とてもいとしいと感じる妊婦さんは多いです。しかしエコー写真だけを見せられても他人は困ってしまうことも。残念ながら家族以外で見たいと思っている人は少ないと思った方がよいでしょう。
幸せなマタニティフォトですが、逆に赤ちゃんを欲しがっている人や不妊治療をしている人には辛いことかもしれません。こちらも家族や親しい友人に限定したほうがいいかもしれません。
うれしさのあまり、陽性になった妊娠検査薬の画像をアップする人もいます。その画像をみた人からは「人が尿をかけたものはみたくない」など、ドン引きされることもあるようです。
3.過剰な喜びの報告
妊娠がうれしい、念願の妊娠という女性ほどなりがちなのが、SNSの妊娠報告のテンションが異様に高い「マタニティハイ」になっていることも。もちろん、うれしさを表現してもいいのでしょう。しかしそのテンションの高さが、不妊で悩んでいる人が見るととても嫌な気持ちになるのです。不妊で悩んでいる人以外の友人も、あまり頻繁な報告やマタニティハイにあきれる人もいます。
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20代後半。家族構成は妹と妹の息子です。大学卒業後機械メーカー勤務、その後ライターになるために脱サラ。現在は塾講師とライターで生活しています。教員免許中学・高校 数学理科を取得。子どもが自ら考えて成長できる場を作っていきたいと考えています。
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