内診の時に恥ずかしい?その不安を徹底解消
妊婦検診の時に気になるのが、vio部位を医師や看護師に見られてしまうことでしょう。普段は人に見せることがない部分ですので、不安が湧いてきたり、恥ずかしさが生じたりすることもうなずけます。そのためには、内診の時期や先輩ママの声などを知っておくことが大切です。
内診の時期は病院によって異なる
初診の時には必ず内診がありますが、その後については病院や担当の医師によって考え方が違うため、一概にどの時期から始められるとは明言できません。特に妊娠20週前後までは、刺激や感染を避けるために内診が行われないこともあるようです。しかし、大抵の病院では妊娠37週頃に、内診によって胎児の頭がどのくらい下がってきているかを調べるようになります。具体的な時期については医師に質問をすれば教えてくれますので、気になる方はあらかじめ尋ねておくことをおすすめします。
vioのお手入れはしておくべき?
妊娠中はムダ毛の処理をしない方がよいということをお伝えしましたが、それはvioについても同様です。「vioの手入れをしていないから恥ずかしい」と思う方もいるでしょうが、どうぞ受診を躊躇しなくても大丈夫です。医師や看護師は、毎日何人もの患者さんを診ていることがほとんどですので、あなたが手入れをしていなかったとしても、気にすることはありません。検診を重ねるごとに、恥ずかしいという思いも慣れへと変わっていきますので、あくまでも医療行為ということで割り切ってしまうことが最適かもしれません。
妊娠中はvioの手入れをしていない人も多い
医師や看護師が気にしないとは言っても、周りのママたちはvioの手入れをしているかもしれないと思うと、このままでよいのかと気になってしまいますよね。ところが、リスク回避のために、妊娠中はムダ毛の処理をしないという方はたくさんいるようです。決してあなた1人ではありませんから、今は安心して処理をサボってしまいましょう。特に内診が始まる妊娠後期には、身体を少し動かすだけでも一苦労だと思いますので、おなかの赤ちゃんへの負担を減らすことを最優先に考えてくださいね。
妊娠前にVIO脱毛を終わらせておく
とはいえ、出産に向けてVIOの処理をしておきたい人は妊娠前に終わらせておくのが一番。
「出産に備えて妊娠前にアンダーヘアの脱毛をしておく『妊活脱毛』についてどう思うか」というアンケートに対して、20~40代の出産希望者の回答では必要と答えた人が56・2%をしめています。
実際のところ産後の悪露による雑菌の繁殖予防や会陰切開時の傷からの感染症予防につながるのでメリットはあるようです。
おわりに
女性に生まれたからには、どんな時でも美しくvioを整えていたいと思う方も少なくないことでしょう。ただ、妊娠中は今まで当たり前のように行っていたさまざまな行動に、リスクが付きまとうことがあります。最初こそ、妊婦検診に戸惑うこともあるかもしれませんが、それも妊娠中だけの一時の間にすぎません。大切なのは、あなたと赤ちゃんが健康な状態を保つことですので、肩の力を抜いて妊娠生活を快適に過ごしてください。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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