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ビタミンEはどれくらいとればよいのか?
では、ビタミンEは実際にはどれくらいとればよいのでしょうか。これについては、「妊婦さんは6.5ミリグラム」となっています。ただ、ほかのデータでは「8ミリグラム」ともなっています。ほかの世代や妊娠をしていない人に比べると、少し多い数字です。
ちなみに、「過剰摂取」とされるのは、1日の摂取量が650ミリグラム(30代~の場合は700ミリグラム)です。「過剰摂取が問題になることがあるという見方もある」としましたが、「過剰摂取」になるためには、通常量の10倍近くの量を摂取しなければなりません。そのため、基本的には気にしなくてよいでしょう。
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ビタミンEが多く含まれる食材は?
ビタミンEが多く含まれる食材トップ3は、
- あんこうの肝
- すじこ
- キャビア
などです。どれも非常に高価ですし、扱いが難しいものです。また、調理方法や食べられる季節も限られてしまいます。そのため、実際には上記以外のもので摂取することを考える方が現実的です。
4位に入っているのは「いくら」・・・。続いて焼いた洋食のあゆが入ります。また、オイルサーディンやたらこも、非常に多くのビタミンEを含んでいます。海産物に多のが特徴です。野菜のなかでは、「モロヘイヤ」「大根の葉っぱ」「カボチャ」などがランクインしています。
ビタミンCも一緒に摂取したいというのであれば、ビタミンCの含有量が非常に高い赤ピーマンをチョイスするとよいでしょう。
あゆの塩焼きに、大根の葉っぱをみそに漬かったふろふき大根、焼きたらこにカボチャの煮物、そして赤ピーマンのサラダなどを組み合わせにすれば、ビタミンEを効率よく摂取することができるでしょう。
おわりに
ここでお話しているのはあくまで「一般論」にすぎません。
医師から、食事の指導や栄養素についてのレクチャーがあったのなら、必ずそれを順守しましょう。医師はあなたの体と状態をよく見ていて、的確で適切なアドバイスをしてくれるはずです。
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