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授乳をしないことによるリスクも忘れずに
授乳をしなければおっぱいの形はくずれないのか?、この問いに対する答えは「くずれるリスクを下げることはできるでしょう。ただし絶対にくずれないとは言い切れない」となるでしょう。ただし授乳を避けおっぱいの形を守ることは、他のリスクを生むことも忘れてはいけません。
授乳をしないことによるリスク~赤ちゃん編~
母乳育児が推奨されているのには理由があります。その中でも重要なのが母乳のもつ免疫機能。現代の技術力をもってしても、母乳に匹敵する免疫機能を持ったミルクは存在しません。また乳幼児突然死症候群(SIDS)の防止のためにも母乳育児が有効とされています。授乳をしないことは赤ちゃんにとって有益なこれらの機会が与えられないということになるのです。
授乳をしないことによるリスク~ママ編~
授乳はママにとっても有益です。赤ちゃんにおっぱいを吸われることにより、子宮の収縮が促され産後の回復が早まったり、プロラクチン、俗にいう「愛情ホルモン」が分泌され子育てモードに入りやすくなったります。またまだ研究途中の段階ではありますが、長期にわたる授乳が乳がんの発症リスクを減らすという結果もでているのです。
授乳をしながらくずれを防ぐためにできること
授乳をしながら、おっぱいの形を保つ方法はないのでしょうか?おっぱいを支えているのはクーパー靭帯だけではありません。クーパー靭帯がつながっている大胸筋を鍛えることによって、バストアップが望めます。また赤ちゃんをしっかりと胸の位置まで抱きあげて授乳することにより、授乳時のおっぱいの負担を軽減しています。また締め付けすぎず、ホールド感のあるブラをつけるなどして、授乳をしながら努力できることもあるのです。
クーパー靭帯を再生するには
残念ながら切れてしまったクーパー靭帯を元に戻すことは難しいです。ただし、クーパー靭帯への負担を減らすように予防することは可能です。おすすめの予防策を紹介しましょう。
ナイトブラをつける
寝ているときに重力からバストを守ってくれるナイトブラをつけるのはメリットが多い。横になってねるときには前中心に流れるバストをサポート、仰向けにねるときは脇やバスト上部を支えてサポートしてくれます。
大胸筋を鍛える
女性の胸はほぼ脂肪でできていて、重力に弱いです。そのままにしておくと垂れ下がってしまうことも。はりのあるツンとしたバストにするにはクーパー靭帯と大胸筋を鍛えることが近道なのです。方法としてはダンベルを持ったり、腕立て伏せも効果的ですが、長く続かないと意味がありません。そんなときは簡単にできる「合掌ポーズ」がおすすめ。胸の中心で両手を合わせてお互いに手に力をいれて押し合うだけで完了です。
美容の助けを借りる
あまり知られていませんが「バストアップ専門店」や「育乳サロン」などが全国にあります。卒乳後ケアなどの相談や悩みに対応してくるところも多いです。
また、バストアップクリームでバストケアするのもおすすめ。ふっくらとボリューム感のあるバストへ導いてくれます。
おわりに
授乳で形がくずれるリスクを避け、授乳をしないことによって生じるリスクを負いながら、おっぱいの形を保つことに全力を傾けるか、授乳の恩恵を受けながら少しでも形がくずれないように小さな努力を続けるか。迷った時には、授乳による母子のメリット・デメリットをしっかりと考えた上で結論を出すことが大切です。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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7歳の男の子と4歳の女の子の母です。試行錯誤の子育てですが、子ども達に成長させてもらっています。
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