転勤族というのは初めからわかっていても仕事は続けたいですよね。数年ごとに来る転勤指令、働く妻としてはどう対応していけばいいのでしょうか?せっかく軌道にのっている仕事をどうすればいいのか、転勤先で今までの仕事経験を生かすことは可能なのでしょうか?また、引っ越し後の子どもの精神的な負担についても考えてみましょう。
正社員、フルタイムの仕事の場合
せっかく仕事も順調にいってたのに退職しなければならないのは悲しいことですが、着いて行くと決めたのなら覚悟しなければなりませんね。引き継ぎなど完璧にして気持ちよく新しい土地に向かいたいものです。転勤先での仕事はどうすればいいのでしょうか?
どうしても無理な時は、旦那さんに単身赴任してもらわないといけない場合もでてくるかもしれませんね。ではどのようなケースがあるのか解説していきましょう。
失業保険の受給資格がある?特定理由離職者に該当!
もしも前職で失業保険の受給資格を得ることができるような働き方をしていた場合、夫の転勤による妻の退職は自己都合だったとしても特定理由離職者として扱われ、一般的な場合よりも少し優遇されます。
何もいわないと普通の自己都合の退職者と同じ扱いになってしまうのでその辺はきっちりとハローワークで確認しましょう。旦那さんの転勤の辞令など必要書類をよく確認して準備しておくことが必要です。損することなく次の仕事探しをしましょう。
できるなら同じ職種の方が断然有利!
働いている会社が転勤先に支店などを持っていてそこに転勤させてもらうことはなかなか難しいようです。でも慣れている職種なら新しい職場でも割とすぐになじめるものです。その職の実務経験者なら採用もされやすくなります。
今までと同じような職種で仕事を探すことをまず目標にしてみましょう。現地のハローワークはもちろんのこと、就職仲介の会社なら、転勤前にインターネットから登録して職を探すことも可能です。
どうしても辞めたくない!単身赴任の選択
正社員で長年頑張ってきたという方はやっぱり辞めたくないですよね。産休をとってやっと復帰したところなのに、長年培ってきた人間関係を壊したくない等、理由はさまざまです。さらに転勤先で保育園に入れる保証もありません。
旦那さんとお互いが納得がいくまでよく話し合って決断しなければいけません。実際には、妻の仕事が原因というよりも、子どもがいる家庭は子ども優先にすることで単身赴任を選択せざるをえない場合が多いです。
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パートタイムで働いていた場合
正社員でなくとも子どもが保育所、幼稚園、学校に行っている間を利用してパートで働いている方も多いですね。パートならば比較的簡単に辞めることはできますが、それぞれの仕事に慣れて生活のリズムの確立しているところへの転勤の話はきついものです。
パートでも同じような仕事を探そう
パートといえども任されて仕事をしていますので、身についたスキルを生かさない手はありません。今の仕事に似た職種の仕事を探しましょう。インターネットでは地方の求人を職種別に見られるため、その土地の時給の相場や情報を入手できます。
また保育所の場所と待機児童の周りの環境なども事前に調べることで早く自分に合う仕事を見つけることができます。
心機一転、これから新しい仕事を選ぶなら
もし新しい仕事であれば次の転勤先でも有利になる仕事を探しましょう。例えば、全国展開しているコンビニや飲食店を選ぶのも手です。全国展開なら場所が変わっても同じように働くことができるので即戦力として採用してくれる可能性が高くなります。
コールセンターの様な仕事も全国展開している場合があります。応募前にどのような会社かを調べてみてくださいね。
次の転勤に備えて日々努力をしましょう!
数年後の転勤のために履歴書に載せるための資格などをとっておくと仕事も見つけ安くなります。医療関係、不動産や司法関係など、特に介護等は、人の手が足りないので多くの求人があります。
資格を持っていると時給が上がったりするので興味があればとっておくとよいですね。次の転勤でステップアップする!という位の気持ちで頑張りましょう。
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小学生男の子と女の子二人のママです。育児を楽しみながら毎日過ごしています。
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