4人中1人は副業をしながら働きたい
ゆるく働いている女性もバリバリ働いている女性も、4人に1人が本業とは別に副業をして収入を得ているといわれています。なぜ本業があるにもかかわらず、副業をしたいのでしょうか?それには、「今現在の生活に余裕を持たせたい」「貯金を増やしたい」と考える女性が多くなっているからです。
副業で稼いでいる平均金額は?
年代によって、1カ月に稼いでいる副業の金額は異なります。同じく、某協会の調査によると、
20代が約8500円、30代が約1万1700円。40代が約2万2800円、50代が約1万7000円となり、40代が最も多い金額を得ています。最近では、フリマアプリなどが増えたことにより、昔よりは手軽に副業ができる環境が整ってきているのでしょう。また、副業を就業規則で許可している会社も出現しており、今後はますます副業で稼ぐ女性が増えてくるのではないでしょうか?
節約をうまくできていると思っている女性も多い
バリバリ働いている女性も、ゆるく働いている女性も約5割が節約を上手にできていると答えているデータも報告されています。多くの女性は、計画的に行動しながら節約を行っており、近い将来や未来のための貯蓄を、コツコツと増やす努力をしているようです。そのためには、副業を続けることがポイントになるといえそうですね。
働いている女性 上手な節約方法とは?
働く女性は、「食費など毎月金額が異なるもの」を節約し、「家計簿をしっかりとつけている」ことが多いようです。毎月の出費額が一定でないものは、工夫次第で出費を減らすことが可能ですし、家計簿をつけると、客観的にお金の流れが見えてきます。最近では、ノートに記入するタイプではなく、スマホアプリでレシートを撮影し、家計簿をつけるというデジタル派も増えているようです。これなら、わざわざ自筆で詳細を記載する手間が省けますし、スキマ時間に手軽に行うこともできます。
おわりに
女性が社会で働きやすくなる制度は数多くありますが、バリバリ働きながら家庭と両立するのは、まだ難しいというのが現状だといえます。そのため、無理をしない程度にゆるく働きながら、家庭も大事にしたいと考える女性が多いのです。今後は、女性が無理をしすぎることなく、社会やパートナーの理解をより望めるようなスタイルの制度も、もっと整っていくと良いですね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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