結婚後はバリバリよりゆるく働きたい女性が多い現実

ゆるく働く
近年、女性の社会進出の増加にともない、女性が働きやすい制度などが整いつつあります。この背景にはバリバリ働きながら、子育ても頑張りたいという女性の希望の現れだといっても良いでしょう。しかし、結婚後はゆるく働きたいという女性も、一定数存在します。ここでは、女性の働き方について、ご紹介します。

あなたはどっち?外で働きたい?専業主婦になりたい?

専業主婦を選ぶ
結婚後の女性のライフスタイルはそれぞれですが、某協会の調査によると、外で働きたいと考えている女性は、62・7%となっています。また、外で働かず専業主婦をしたいと考える女性は、37・3%となっており、この結果を見る限りでは、外で働きたいと考える女性の方が多いことが分かりますね。ひと昔前までは、女性は専業主婦で、男性は外で働くというスタイルが一般的でしたが、結婚後も社会で活躍したいと考える女性が増えてきたことがうかがえます。

働くか仕事かグラフ

バリバリ働きたい女性はどのくらいいるの?

働きたいと考える女性は、約6割いるとお話ししましたが、同じ働くにしてもバリバリ働くのか、ゆるく働くのかでライフスタイルは随分と異なってきます。上記の同調査によると、バリバリ働きたい女性は、33・6%いることが分かっています。また、20代~50代の年齢別で見ても、各世代で約3割と大きな差がないことも報告されているのです。働くという気持ちは同じでも、働き方で見ると、どの世代でも大きな考え方のズレがないことが見て取れますね。

働き方グラフ

ゆるく働きたいと思う女性もいる

「ゆるく働きたい」と考える女性もいます。しかし、「ゆるく働く」とはどういうことでしょうか?例えば、勤め先に必要以上には尽くさない、○○までの仕事は責任を持って行うけど、□□以上の仕事はしないなどと、割り切って仕事をするスタイルです。驚く方もいるかもしれませんが、働きたいと願う女性の中で、66・4%の女性は「ゆるく働きたい」と感じているとされています。おそらく、バリバリ働きながら家庭と両立させるのは、難しいという背景があるからでしょう。

ゆるく働きたいかどうかは年代によって違うことも

ゆるく働きたい女性は6割を超える結果となっていますが、その考え方は年代によって異なるケースもあります。特に、バリバリ働きたいと思っている女性は、50代に多いようです。その理由のひとつとしては、育児が一区切りつき、自由な時間が増えるからでしょう。また、年を重ねるほど、経済的なことだけではなく、社会参加をして、自分らしい働き方ができると感じ始める場合もあります。家事や子育てで忙しい20代~40代の間は、仕事以外にしなければならないことも多く、自分らしく働くことが難しいため、ゆるく働きたいのかもしれませんね。

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現在は女性の働き方にはバリュエーションがある

バリバリ働く
結婚後も働きたいという女性の35・4%は、「夫が専業主夫」になっても良いと思っているようです。働く女性にとって、一人で仕事や家事・育児を担うのは大変負担がかかるもの。また、家事などを女性のみでやるよりも、男性が行っても構わないし、家事も立派な仕事だから性別は関係ないという価値観も広がっています。

夫は専業主夫グラフ

夫が専業主夫ならさまざまな女性の負担が減る

夫が専業主夫になってくれたなら、女性は仕事に集中できる環境になります。これなら、家庭のことと仕事で板ばさみになることが少なくなり、両立もしやすくなるでしょう。夫が家事や育児を担ってくれることで、女性だけが抱えることの多い負担が減り、夫婦で家事や育児のことも話し合いやすくなります。特に、バリバリ働きたい女性は悩みの種が減り、よりイキイキと毎日を過ごせるようになる可能性が高いですね。

結婚したら仕事を減らしたい女性もいる

専業主夫賛成派の女性がいる一方で、結婚したら、できるだけ仕事を減らしたいと考えている女性も多くいます。結婚したら仕事を辞めたいという女性は少ないのですが、仕事量を減らすことには積極的なのです。結婚をすれば、自分だけではなくパートナーのことも考えながら生活していくことになります。家事はもちろん、子どもが生まれたら育児の問題も出てきますので、仕事だけに時間を割くことができないというのが本音なのかもしれませんね。

仕事の量グラフ

扶養の範囲内で働きたいと思う女性も

結婚をすれば、正社員やフルタイム勤務ではなく、夫の扶養に入ることも。その場合、一定額以上の収入がない限り、女性側の税金や保険料などが上がることはありません。そのため、税金や保険料など上がらない扶養の範囲内で、働きたいと考えている女性も存在します。中には、結婚前に働いていた会社で雇用形態を正社員からパートに変えてもらい、結婚後のライフバランスを整えるケースも多いものです。

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