小姑との上手に付き合っていくために
同居・別居に関わらず、なぜ嫁と小姑はうまくいかないのでしょうか?それは小姑が嫁をライバル視しているからです。母や兄弟を取られた、というような嫉妬心が厄介な行動の要因になっているのかもしれません。では、そんな小姑と上手に付き合っていくにはどうすれば良いのでしょうか?
小姑の前では夫とベタベタしない
小姑とのトラブルは、夫に対する嫉妬心からきている部分もあるため、小姑の前で夫と仲が良いところを見せつけられると関係も悪化してしまいがちです。同居小姑の場合は、家族団欒の時間など小姑がいるときは夫を特別扱いせず、夫婦2人だけの時間を別に持つようにしましょう。別居小姑の場合は、小姑の前ではフラットな関係性を見せると良いでしょう。また逆に、夫に冷たく当たる行為もよくありません。あくまでも、当たり障りのない関係性を見せることが大切です。
共通の話題を見つけて仲良くなる
小姑と良好な関係を築くために重要なのが、共通の話題を見つけること。小姑を観察したり夫に聞いたりして、小姑の好きなものや興味あることをリサーチしましょう。女性は価値観が似ている人同士が仲良くなりやすいといわれていますので、小姑と年齢が近い場合は芸能人ネタや恋愛ネタを話すのもオススメ。また、小姑の誕生日にはプレゼントを贈る、旅行に行ったらお土産も忘れずに渡しましょう。良好な関係を築くには、自分から歩み寄ることが大切なのです。
お互いにプライバシーを尊重する
いくら同居しているからといって、干渉しすぎるとお互いにストレスになります。小姑が良かれと思ってしてくれたことでも、嫁からすれば余計なお世話だということもありますよね。このように、小姑と嫁の間に温度差があることもありますから、それぞれプライベートな時間はそっとしておくなど、お互いにプライバシーは尊重するようにしましょう。もしも小姑の干渉がひどいようなときは、夫に相談して助けてもらうことも重要です。
おわりに
同居するからにはそれなりの覚悟はあったと思いますが、実際に生活してみると思っていた以上に大変なことが多い小姑との関係。お互い人間なので最初からうまくいくことはあまりありませんが、小姑は姑より長く付き合わなくてはならない存在です。そのため、まずは向き合うことからはじめてみてはいかがでしょうか。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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