すぐできる一汁一菜レシピ3選
一汁一菜は、自由な発想でレシピを考える楽しさがあります。本の中にも「これはみそ汁にあうの? 」と思うような具材の組み合わせが多数掲載されているのです。ここからは、子どもが食べやすい一汁一菜のレシピを三つ紹介します。量は、好みの量でかまいません。窮屈に考えず気軽に作ってみてください。
ベーコンとキャベツとトマトのみそ汁
ベーコンやハムはうまみが強いため、だしをとる時間がないときにだし代わりに使える材料です。一汁一菜というシステムにあっていれば、洋食に使う材料をみそ汁に入れても問題ありません。みそ味に慣れていない子どもには、仕上げにバターを少量落としてあげると食べやすくなるかもしれません。ベーコンやトマトが入ったみそ汁には、パンがあうのです。固くなってしまった食パンをみそ汁につけて食べてもいいでしょう。チーズや果物を加えれば立派な一汁一菜の朝ごはんです。
煮干しとかぼちゃと焼きなすのみそ汁
秋においしい一汁一菜です。煮干しは、カルシウムをとるために、だしに使ったものを捨てずに食べます。なすは、生のまま入れずに油で炒めてから最後に入れると、焼き色が食欲をそそります。かぼちゃは、火が通りにくいため小さく切るといいでしょう。小さく切ると煮崩れて、とろみのあるみそ汁になります。歯ごたえがある栗を入れた栗ごはんと相性がいいでしょう。もしくは、とろみのあるみそ汁の中にうどんを直接入れれば、それだけで一汁一菜になります。さっぱりとした漬物があう一汁一菜です。
卵とネギのみそ汁すいとん
一汁一菜は、一つのどんぶりの中で成立させることもできます。すいとんは、小麦粉をお湯で練り、沸騰したお湯の中に小さく丸めて落として煮込みます。小麦粉に片栗粉を混ぜると、モッチリとした歯ごたえのすいとんになります。すいとんを煮込んだお湯に、長ネギを小口切りにして入れ、みそを溶かしたら卵を割り入れます。寒い冬は、芯からあったまる一汁一菜です。
おわりに
「一汁一菜でよいという提案」の中に「人生の大切な時期に手作りのよい食事と関わることが重要」という一文があります。みそ汁一杯でも、母親が子どもを思って手作りしたのならば、それは「よい食事」なのではないでしょうか。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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