子育てと仕事の両立･･･仕事を辞めたいなぁとふと感じる瞬間

仕事を続けるか、仕事を辞めるか選択は自由

やむを得ない理由がある場合は別として、夫婦共働きを続けるか、仕事を辞めて専業主婦になり夫の扶養に入るか、その選択は自由です。仕事と育児の両立に悩んで、仕事を辞めて子育てに専念するという選択も、子どもに手がかかるのは今の時期だけと割り切って、何とか夫婦で協力して乗り切るか、どちらの選択が正解で、どちらが間違っているということではないのではないのでしょうか。

そもそも、どうして仕事をしているの

そもそも、どうして仕事を続けようという選択をしたのかをよく考えてみてください。今の仕事が大好きだからでしょうか。将来設計を考えて収入を得ることを選択したのでしょうか。それとも、ただ何となくですか。仕事を続けようと決断するには、きっと夫婦で話し合いもされたのではないでしょうか。その時のことを思い出して、自分はなぜ仕事をする選択をしたのか、よく考えてみてもいいかもしれません。その上で、その時と今では状況が異なり、仕事を辞めるという選択を選ぶことになるかもしれませんが、仕事を辞めると再就職をするのは難しいと思っておいた方が良いでしょう。

長い人生、何を優先して生きるか

職場に復帰したのはいいけれど、時間短縮や残業ができないことなどから、責任のある仕事を任せてもらえなかったり、部署の異動があって、やりがいのある仕事ができなかったりということもよくあるようです。その場合は、会社の上司に相談したり、先輩ママに意見を聞いたりして参考にしてもいいかもしれません。仕事と家事に追われ子どもと向き合う時間がなくて、自分を追い込んでしまうような場合は、家事をちょっと休んだり、夫に手伝ってもらったり、解決策を考えてみましょう。子どもの手が離れた時、自分はどんな人生を歩んでいきたいのか、人生設計を見直してみるのも良いかもしれません。

今の状況をよく考えて、本当に望む選択をする

育児のこと、仕事のこと、頑張り屋のママほど完璧を求めてしまい、自分を追い込んでしまいがちです。「隣の芝は青い」と言いますが、仕事を辞めて専業主婦になっても、また別の悩みがでてくるものです。子育ては長い人生から考えると、子どもに手がかかる時期は本当に一時期のものです。生まれてから小学校に上がるまでの期間が、一番長く感じるかもしれません。一番大変で一番かわいい時期を、一時期と考えて子育てに専念するために仕事を辞めるという選択肢ももちろんあります。要は、あなたが何に価値を置くかということが、先々後悔のない選択だったと思えるのではないでしょうか。