生まれた順でこんなに違う!長子、中間子、末っ子のそれぞれの性格

三人兄弟
これまで性格診断というと血液型占いが一般的でしたが、2016年に出版された、五百田達成氏の著書『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』が話題になるなど、現在は「きょうだい型」による性格診断が流行しています。「長子」、「中間子」、「末っ子」、生まれた順番は性格に影響するのでしょうか。それぞれの性格にはどんな傾向があるのかみていきましょう。

親の期待を一身に受けて育つ長子

長男
「長子」は2人以上の兄弟姉妹の内、一番上の子どもです。両親にとっては初めての子となります。そのため、親からの期待は高く、最も目をかけて育てられています。大人になってからは親からも頼られることが多く、家族の王様のような存在です。

責任感が強く、面倒見の良い真面目な性格

両親の初めての子どもとして、下の弟妹が誕生するまでは親の愛情を一身に受けて育つ長子。弟妹が生まれてからは親の片腕となり、下の子のお世話や面倒をみることになります。そういった環境から、自然と面倒見の良い性格になることが多く、成長するにつれて親からも頼られることが増えていくことから責任感が強くなります。

自分に厳しく、冗談が通じないことも…

真面目できっちりとした性格な分、融通が利かないこともしばしば。自分に厳しい性格のため、何事も自分で解決しようと無理をしてしまうこともあります。また、他人からのささいなジョークを真に受けてしまって、ひそかにショックを受けてしまうのも長子の特徴です。冗談が理解できず、受け流すことができない性格なのです。

東大生には長男、長女が多い!?

親は長子に対して、きっちりとして安定した職業に就いてほしいと考えています。長子はそんな両親の期待を受けて、安定志向を持って育ちます。下の弟妹のこと、両親の経済状況を考えて国立大学に進学することも多く、東大生には長男や長女が多いといわれているのはそのためです。職業に関しても、会社員や公務員、弁護士、医者など安定した仕事を選ぶことが多いようです。

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3人以上のきょうだいの真ん中、中間子

中間子
3人以上の兄弟姉妹の、一番上と一番下以外の子どもが中間子です。真面目でしっかりものの兄姉と、愛嬌(あいきょう)たっぷりの弟妹の間にはさまれて育つ中間子。親の目がしっかりと行き届かないこともあり、親からの愛情を求める傾向にあります。

調整能力が高く、人付き合いのスペシャリスト

兄弟姉妹にはさまれて育っていきますので、人間関係の調整を行う力が高いのが中間子の特徴です。周囲の人間の思惑を感じ取り、その場にふさわしい対応ができることが多いです。相手の調子に合わせることが上手なので、人付き合いのスペシャリストとして育ちます。しかし、兄弟姉妹の誰かに肩入れするわけではなく、自分のポジションはしっかりと確立させることができています。

親から注目されたい願望が強い!

親から期待されながら成長する兄姉や甘え上手な弟妹にはさまれ、親の目が届きにくい中間子。両親からの注目を浴びたいという思いは誰よりも強く持っています。また、独立心が旺盛なのも中間子の性格の特徴です。兄弟姉妹や親の思いや考えを感じ取りながら、他の兄弟姉妹ができないことを成し遂げようと模索している努力家でもあります。

起業家や政治家には中間子が多い

人間関係の構築が上手なので、大人になってからはそれが「人脈づくり」の能力として発揮されます。さらに人に認められることへの欲求も強いので、政治家には中間子が多くいます。なんと歴代首相の約半数が中間子なのです。これは驚きですね!また、独立心も強いので、起業家には中間子が多いといわれています。ソフトバンクの孫正義社長やユニクロの柳井正会長兼社長も中間子です。

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