実際のところ、保険は加入すべき?
金額と補償内容について見てきましたが、子どもが小さいうちは、大人に比べるとやはりケガの頻度やリスクは高いといえます。実際のところ、保険加入は必要なのでしょうか?
加入しないご家庭も結構ある?!
園児総合補償制度は、意外に加入していないご家庭も見受けられるのが現状です。それはなぜなのか?保険に関しての価値観や、どこにどのようにお金を使うのかという家計事情も影響しているでしょう。
「園児総合補償制度に入っていたから、子どもが1週間入院したときにすごく助かった!」というママもいれば、「いつケガをするかわからないし、掛け捨てでもったいないから特に必要ない」というママもいます。どちらが正解ということはなく、ご家庭での価値基準をもとに決めるといいのではないでしょうか。
必要・不必要な内容が混在している
園児総合補償制度に加入しないご家庭では、補償内容を確認したうえで判断している場合もあります。保険とは、加入自体はひとつであってもその内容は実に複雑です。そのため、実は同じ補償内容の保険に2重加入していたということもよくある話なのです。
ここで簡単な例をあげてみます。例えば月額保険料が1万円の生命保険にひとつ加入していたとしましょう。その内訳は、生命保険分5000円、医療保険分3000円、傷害保険分2000円など複数の補償内容が組み込まれている場合が多いです。そのため、子どものために他に保険に入っていた場合など、すでに同じような補償内容の保険に加入していた場合、園児総合補償制度に加入しないご家庭も多いといえるでしょう。
おわりに
子どもが小さいうちは、思わぬケガをすることも多いでしょう。「気をつけて!」といっても、子どもはまだまだ注意力も大人ほどではありません。自分が気になったことに突進していってぶつかるということは日常茶飯事でしょう。
園児総合保障制度への加入を迷っているママは、本当に必要なのかどうか検討していただく材料のひとつにしてみてください。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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