年の差婚にはどれだけの覚悟が必要?
どれだけ年が離れていたとしても、愛し合っているのであれば幸せになれるはずです。しかし、年の差があるからこそ、彼と末永く円満な家庭を築くためには、ある程度の覚悟をしておかなければならないことがあるのは事実です。この項目では、年下の旦那との結婚について、今考えておくべき三つの覚悟をお伝えします。
金銭面で支えていけるかどうか考える
年下の男性との結婚は、収入面での不安がついてくる可能性があるということは、すでにご理解いただけているかと思います。収入面において彼に頼ることができないとなれば、やはり兼業主婦として家庭を支えていくか、ある程度の貯金がある状態で結婚をする他ありませんよね。また、若いということは、それだけ可能性も多く秘めているということです。たとえ、今収入が安定していたとしても、若いからこそ「もっと違うことに挑戦してみたい」という気持ちが膨らんで、彼が突然転職や起業という選択をすることも大いに考えられます。精神的なものだけではなく、金銭面や労働力という形での覚悟も必要になってくるといえます。
年齢による考え方の違いを受け入れる
年が違えば、それだけで価値観は大きく異なるものです。それはどれだけあなたが周囲から実年齢よりも若いといわれていても、そして彼がいかに大人びているといわれても、超えることが難しい場合もあります。生まれ育った年代が違うのですから、子どもの頃にはやったものや、聴いていた音楽なども必然的に違いが生まれてくるものです。そんな小さな食い違いが、いつしか大きな壁に変わってきてしまったという方の声も耳にします。年下の男性との結婚を真剣に考えるのであれば、あなたはそういった価値観や感性の違いを、受け入れていく姿勢が大切です。
出産や育児についての話し合いをしておく
結婚と子育ては、どうしても密接な関連性があるものです。また、日々進化している現代医療においてでも、やはり出産と年齢は切り離すことができないのが現実です。あなたは子どもが欲しいと考えていたとしても、年下の旦那が「仕事が軌道に乗るまではやめておこう」といったとしたら、あなたは子どもについて前向きな姿勢でいられるでしょうか?また、2人で子どもは作らないことを決めていたのに、結婚数年後に、旦那が突然子どもを欲しいと感じるようになったとしたら、あなたはそれを受け入れられますか?結婚をする前に、出産や育児の考え方について、しっかりと話し合っておくことをおすすめします。
おわりに
恋人として過ごしている時には純粋に楽しいと思えていた部分も、結婚をして生涯共に過ごすとなると、そう簡単には受け入れることができないものへと変わってしまうことがあります。それは当然年下の旦那に限った話ではありませんが、あなたが幸せを手にするためには、相手の年齢なども十分に考慮した上での選択が必要になってきます。数年後にあなたが後悔をしないように、しっかりと先を見定めていきましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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