専業主婦には専業主婦の、共働きの人には共働きの人の悩みがそれぞれあると思います。専業主婦と共働き、子どものことを考えるとどちらがよいのでしょうか。しかし、何事もケース・バイ・ケース、人それぞれなので絶対こうでなければならないという答えはありません。専業主婦と共働きのメリットとデメリットをまとめてみましたので参考にしてください。
専業主婦でいることのメリット・デメリット
近年、共働きの家庭が増えている一方で、ある時期をピークに、専業主婦を望む女性が増えているという報告もあります。子どもが小さいうちは専業主婦という選択をすることはいいことのように思えますが、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
専業主婦のメリット・子どもとの時間をたくさん持てる
家事や子育ては、毎日同じことの繰り返し。そして、子どもは思うようにいうことを聞いてくれないものです。忙しいとついつまらないことで叱ってしまうこともありますが、専業主婦だと時間にも余裕ができるので、ゆったりとした気持ちで子育てをすることができます。子どもの一番かわいい時期を子どものペースに合わせて生活できることは、何よりの幸せではないでしょうか。
専業主婦のメリット・子育てに忙しいのは一時期
子どもが生まれてから朝夕と関係なく家事に育児にと追われる時期は、長い人生で考えると実はほんの一時期です。子どもは少しずつ成長しますし、幼稚園の頃までは身支度や食事の手助けも必要かもしれませんが、小学校に上がる頃にはママも自由な時間を確保することができるようになります。子どもが学校から帰ってきたときに、「おかえり」と最初に声をかけてあげることができるのは専業主婦ならではの幸せかもしれません。
専業主婦のデメリット・孤独感との戦い
専業主婦は子どもと四六時中一緒にいることになるので、子どもが小さいうちは、精神的なストレスが大きいことも確かです。気持ちを外に向けることができず、子どもと二人っきりでマンションの一室にいることは、「まるで独房にいるようだ」と感じる人も。一日に会話ができる大人といえば夫のみ。社会から断絶されたような孤独感にさいなまれることもあるようです。
合わせて読みたい
共働きをすることのメリット、デメリット
金銭的な理由だったり、専門職で仕事を続けたいという理由だったり、それぞれに事情はあるようですが、子どもが生まれてからも共働きを選択するママたちも近年では普通になってきました。「3歳までは家庭で育てる」ということがいわれていた時期もあったようですが、働くママには、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
共働きのメリット・子どもとの時間を大切に思える
共働きだと、専業主婦と比べるとどうしても子どもと過ごす時間が少なくなってしまいます。しかし、過ごす時間が短い分、子どもと過ごす時間が大切に感じられます。一緒のお風呂タイムだったり、寝る前の絵本タイムだったり、大切な時間を工夫してみるといいですね。子どもをいとおしく感じる気持ちは、子どもにはちゃんと伝わっていると思いますよ。
共働きのメリット・子どもは大人の背中を見て育つ
フルタイムで働くことで社会に貢献しているという思いから、専業主婦よりも働くママの方が自己肯定感が高い傾向にあります。また、子どもと適度な距離感が保(たも)てるので、子どもに干渉しすぎることも少ないようです。共働きでパパも家事を手伝っている家庭では、夫婦が協力して家庭を支えていく姿は、子どもにとってもよい影響をもたらします。
共働きのデメリット・目まぐるしく忙しい
共働きの場合、体力的なことがカギとなります。いつも時間に追われているような気持ちで心のゆとりが少なくなってしまい、それが精神的なストレスになるようです。仕事で疲れてイライラしているところに子どもがぐずると、つい怒ってしまうことも。忙しい毎日に疲れてしまって自分を忘れないようにすることが大切になってきます。
合わせて読みたい
高校生男子と中学生女子の母。思春期真っ只中の2人の子育て、まだまだ奮闘中です。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。