子どもにとってどちらがいいの?
ここまで無農薬野菜とオーガニック野菜について説明してきました。しかしいくら安全でも、値段がとても高かいなど、まずくて子どもが食べてくれなくては意味がありませんね。それぞれのメリット、デメリットについてまとめてみました。
無農薬野菜のメリット、デメリット
メリット
- 原則的に農薬を使っていないので安全である
- 農薬を使った野菜よりも栄養価が高いといわれている
- 生産者が明記してあることが多いので安心
デメリット
- 普通の野菜よりも値段が少し高い(2割~3割増し)
- 100%無農薬とはいえない(農薬は使っていなくても土に農薬が残留している可能性があるため)
オーガニック野菜のメリット、デメリット
メリット
- 土にもこだわった無農薬、無化学肥料で安全、安心
- 農水省の認定付き(放射性物質や遺伝子組み換えについてもクリアすることが条件)
- 自然の恵みにこだわって栽培されているので、野菜自体が病気や害虫から身を守るため「抗酸化物質」を多く作り出し、栄養価が高い
- 大量生産せずに一つ一つ丁寧に栽培されるので甘くてみずみずしいおいしい野菜を作ることができる
デメリット
- 価格が高い(おおよそ3割増し)
- 100%農薬が使われていないわけではない
- 形や見た目がよくないものがある
- 生産者が少ないため、手に入りづらい
どちらを選ぶかはママ次第。上手に使い分け!
育ち盛りの子どもをもつママさんはなるべく安全で安心なものを子どもに食べさせたいですよね?かといって、毎日食べる野菜をオーガニックにこだわって遠くのスーパーまで買いに行かなければならなかったり、普通の野菜の3割増しで買ったりするのはなかなか大変なことです。大事なことは、正しい知識をもってそれぞれの家庭に合ったできる限りのこだわりをママさんが選択していくことなのです。
おわりに
普通の野菜が農薬まみれで体に悪いものばかりというわけではありません。しかし農薬や化学肥料を使わない、野菜本来の味を堪能することは子どもにとってとてもよいことです。味の違いを体感し、手間暇かけた栽培方法をぜひ教えてあげてください。嫌いな野菜にもチャレンジできるかもしれないですよ。
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小6の息子と小1の娘のママです。パン作りと洋裁が好きです。
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