ツーオペで家事育児を乗り切るコツ
ツーオペ育児の分担例について紹介します。どんな分担でツーオペ育児を乗り切っていくのかは、2人の得意分野やどの時間帯なら参加できるのかなどによって相談して決めましょう。
ざっくりとした分担を考える
最初に家事や育児の進め方についてよく話し合っておきましょう。具体的には以下のような項目です。
- 家のことはツーオペ育児で乗り切るという考え方を共有する
- やらなければいけない家事や育児を共有する
- 1日の中でどの時間帯なら家のことができるのかをわかるようにする
なお、誰が担当すると都合がよいのかははっきり決めておくとよいでしょう。例えばゴミ捨てをかわりばんこや曜日ごとなどに決めてしまうと、習慣にならず忘れてしまうことが多いです。そのため担当を決めつつ、もし自分ができないと思ったら、相手にお願いをしてやってもらうという進め方ができれば家の仕事に漏れが起きにくくなります。
やることが重なる部分を分担する
朝や夕方の時間はやることが重なりがちです。朝は出掛けるカバンの用意をする人と子どもの世話をする人に分担する、一気に支度が進めやすくなります。
また、保育園から子どもが帰ってきたあとは、夕食、お風呂、寝かしつけとバタバタして食器の片づけまで手が回らないことがあります。そこで、もし夜の皿洗いだけをパパの担当にしておけば、パパが帰ってくる時間が遅かったとしても、分担して家事ができます。このような分担ができればママはうっかり子どもと寝てしまっても、夜中に起きて皿洗いをしなくても済みます。
言葉以外で伝える方法も決めておく
できるだけ忙しくても極力夫婦で話をするように努めることが大切です。しかし、子どもが起きているとその間の対応が忙しく、なかなかじっくり話せないことも多いです。そこで言いたいことがあるときは LINE で連絡を取り合う、昼休みに電話をかけるなど、時間を上手にスケジューリングして、2人のルールを決めておきましょう。小さなことでも相手に伝える習慣を身につけておくと、ツーオペ育児がより進めやすくなります。
おわりに
ツーオペ育児を軌道に乗せるためには、とにかく少しずつ分担していくことが大切です。ツーオペ育児が定着すれば、ママも今は休んでいてもよい、と気持ちを切り替える時間が持てるようになります。また、2人で子育てをしているという意識も高まるはずです。よく相談して、まず簡単なところから始めてみましょう。
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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
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