出産をした後、赤ちゃんとの壮大なバトルが待っています、というと大げさですが、大なり小なり赤ちゃんとのやりとりで苦戦することがあります。そういった苦戦したエピソードを漫画にしている「育児漫画」が人気です。思わず笑ってしまう、あるある!と思ってしまう漫画をご紹介します。
ついつい笑ってしまう育児漫画三選
まずはオーソドックスに、誰でも笑ってしまう育児漫画をご紹介します。子どもは何をするかわからないことをすることもあります。例えば、畳んだ洗濯物をハイハイで倒してぐちゃぐちゃにするのはよくあることですよね。そういった育児での奮闘を描いているので「あの時つらかったけど、楽しかったな」と思うことができます。
1.『ママはテンパリスト』/東村アキコ
「東京タラレバ娘」、「海月姫」といった、ドラマ化、映画化をした作品を生み出している東村アキコ先生が育児漫画を描いています。育児のハウツー本というよりは、息子のごっちゃんとのてんわやんわな日常がメインです。予想外な行動をするごっちゃんにテンパってばかりの東村先生が面白いです。ごっちゃんはいつまでもおっぱい離れができない男の子で、あらゆる手段を使っておっぱいを飲もうとするシーンが必見です!
2.『たまご絵日記 新米かあちゃん奮闘記』/ナナイロペリカン
赤ちゃんとの生活は、可愛い・楽しいだけではないとわかる漫画です。子ども夜泣きで寝不足になったり、いたずらに困ったり、育児の大変な部分やお母さんが奮闘する姿などがリアルに描かれています。これから育児を始めようという妊婦さんは事前の勉強になりますし、育児を終えたお母さんは思わずあるある!と思うことでしょう。大変なことも多いけれど、子どもの可愛らしい表情に心が和む育児漫画です。
3.『おにぎり通信~ダメママ日記~』/二ノ宮知子
「のだめカンタービレ」の作者である二ノ宮先生が、ドジを繰り返すダメママとして、育児に奮闘している姿が描かれています。あまりのドジっぷりなダメママぶりに「これってフィクションじゃないの?」と思ってしまうかもしれません。それでも頑張っている姿は、自分と同じだと思えて心が和む漫画です。
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子育て中のお母さんは、どうしても子ども優先になってしまいいろいろなことを我慢してしまいますよね。そういった現状を、夫婦で理解して助け合うことが大切です。赤ちゃん優先、子ども優先の生活の中でも、自分を大切にしていけるように、抱え込まないようにと訴えかける漫画をご紹介します。
1.『ママだって、人間』/田房永子
「母がしんどい」というエッセーで話題になった田房先生が、今度は自身の育児本を執筆しています。田房先生は、子どもを産んでお母さんになったことで、「田房永子」から、「お母さん」という役を与えられてしまったように感じています。よく聞く「お母さんなんだから」という言葉の違和感を漫画内で描きながら、母親というレッテルを張られ、母親という枠にはめられた人生を「私の人生は終わった、マリオネットの人生しか残っていない」と表現しています。お母さんだから自分よりも子どもを優先して当たり前という息苦しさをリアルに表しているので、育児をしているお母さんなら胸に刺さるものがあるかもしれません。
2.『あかちゃんのドレイ。』/大久保ヒロミ
赤ちゃんが泣いたら自分が寝ていても起きてあやさなければいけない。それは赤ちゃんという女王のドレイだと表現している漫画です。少し鋭い書き方ではありますが、お世話の苦戦がリアルに描かれているので、育児に疲れているときなど、同じように頑張っている人がいるのだと勇気づけられます。子育ての大変さを、夫に知ってもらうためにも、一度読んでもらうといいかもしれません。
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20代後半。家族構成は妹と妹の息子です。大学卒業後機械メーカー勤務、その後ライターになるために脱サラ。現在は塾講師とライターで生活しています。教員免許中学・高校 数学理科を取得。子どもが自ら考えて成長できる場を作っていきたいと考えています。
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