気を付けたい出産報告のマナー
出産の報告では、友人や同僚等で不妊治療中の方や、入院中の妊婦さんなど、相手の状況によっては報告すべきか迷う場合もあるでしょう。このような場合、マナーに沿って相手に不快な思いをさせないためには、どの様に報告したらよいのでしょうか。相手の状況を把握した上での正しい対応・マナーについて調べてみましょう。
出産報告をしないのはかえって「失礼」!
不妊治療中の方であっても、妊娠していることを事前に知っていた場合、出産報告をしないのは相手にとってマナー違反です。相手によっては出産報告をしないことで「気を使わせている」と気づき、返って落ち込む場合もあるでしょう。ただし、あまりにもハイテンションで喜びにあふれた報告の仕方をするのは避けたいものです。
幸せアピールが強すぎると、相手にとっては嫌みに捉えてしまう可能性や、思い詰めてしまう場合もあるのです。出産直後は特に「出産ハイ」となり、ママはやりとげた達成感や赤ちゃんに会えた喜びで、通常よりもハイテンションになりやすいので、相手に不快感を与えないように気を付けましょう。
妊娠中の友人や知人に報告する場合
妊娠中の友人には幸せいっぱいの報告をして、一緒に喜びを共有したいと考える方も多いといえるでしょう。しかし、妊娠中はいつなにが起こるかわかりません。つい先日まで順調に赤ちゃんが成長していても、知らない内に流産してしまった場合や、切迫早産などの予期せぬトラブルを抱えている可能性もあるのです。そのような状況を全てくみ取るのは難しいですが、「このようなケースもあり得る」ということは頭の片隅に置いておくとよいかもしれません。
相手の気持ちを考慮した内容で報告を
妊娠について何かしらの不安を抱えている方へ向けた出産報告は、必要最低限の情報にとどめシンプルに済ませるのが無難です。また、出産報告では赤ちゃんの写真を添付する方も多いでしょう。しかし、今回のようなケースは相手の気持ちを考慮し、写真は送るのは控える方がベターです。相手から「写真を見せてほしい」というリアクションがあれば、喜んで送るようにするとよいでしょう。
おわりに
出産報告は、出産の幸せを多くの人に届けられるといえます。しかし、感謝と喜びを伝える目的は共通でも、報告する相手に合わせた気遣いが重要です。せっかくの幸せな報告が不快なものとならない様に、報告をする人の「順番」や「マナー」を守るようにしましょう。紹介例はあくまでも参考として、自分らしさを大切に思いやりを持って報告してくださいね。
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20代後半のコンサル系OL。キャリアアップを目標にしながらも結婚や出産、子育てに対する興味関心は高め。将来のお勉強の意味も込めて、子育てに関する耳寄り情報を皆さんにお伝えできればと思います。
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