「高齢出産」が増えた背景と
近年では一昔前に比べると、高齢出産者が増えています。高度な医療面以外にその背景にあるものを見ていきましょう。
キャリア面と経済面が大きく影響
高齢出産が増えた背景には、女性の「キャリア」と「家庭の経済状況」が大きく影響しているといえます。厚生労働省の調査によれば、一般当同社の賃金(月額)について、2018年の平均は30万6000円、男性は33万7600円、女性は30万6200円です。
グラフを見るとお分かりのように、1994年頃から大きな変動はなく微増減している状況です。また、男性については2001年の34万0700円が平均最高額で、その後は微減。つまり男性のみの収入で家計を支えられる情勢ではなく、共働き世帯が増えているのも決して無関係とはいえないのかもしれません。
また、女性が20代で築き上げてきたキャリアを大切にする傾向もあり、ある程度職場で立ち位置を確立した中で結婚・出産に至るケースもあることが伺えます。
おわりに
近年では高齢出産に至るケースが増えているため、ごく普通のことに捉えられがちです。しかし、必ずしも誰もが高齢出産できるわけではないということは覚えておきたいところ。
それぞれ夫婦のライフスタイルはありますが、将来的なことも踏まえて家族計画を立てておきたいですね。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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