新米ママが心配に思うことをあらかじめ聞いておく
新米ママが、1カ月の乳幼児健診などで小児科医によく相談する事柄というのは、たいてい決まっています。それだけ、育児において心配で不安に思うことは、どんなママでも同じように思っているといえるのかもしれませんね。そこで、そのような不安を少しでも和らげるためにも、赤ちゃんについて知っておいたほうがよいと思う事柄を、あらかじめ小児科医の先生に聞いて、アドバイスをもらっておくようにしましょう。
赤ちゃんのスキンケア、乳児湿疹について
うまれてすぐの赤ちゃんは、お肌もきれいですべすべしていますが、皮膚が薄くて外敵からの攻撃から身を守る力も弱いため、肌トラブルが起こりやすくなっています。そうした中で、赤ちゃんの肌トラブルとしてママが心配するのが、顔や頭にできる乳児脂漏性湿疹や新生児ニキビです。乳児脂漏性湿疹は、かさかさしたものが頭やおでこの部分にでき、新生児ニキビは、ほほやおでこに、ぶつぶつしたものができます。きれいな肌だったのに急に吹き出物などができ始めたら、ママはびっくりしてしまいますよね。そのようなときには、どんなスキンケアをしたらよいのか、また普段から行っておくとよいスキンケアについても聞いておくとよいかもしれませんね。
赤ちゃんのげっぷと吐き戻しについて
赤ちゃんに母乳やミルクを飲ませたあと、なかなかげっぷをしてくれないので困ると悩むママは多いようです。また、飲んだミルクを吐いてしまってびっくりした、というママも多くいます。げっぷは、母乳やミルクと一緒に飲み込んでしまった空気を外に出してあげるために必要なものであり、げっぷをさせないと、空気のせいで母乳やミルクの消化が悪くなってしまったり、気道が詰まったりする原因にもなります。そうならないためにも、げっぷの出し方のコツなどをアドバイスしてもらうとよいでしょう。また、赤ちゃんは哺乳(ほにゅう)後に吐くことがよくあります。これは、胃の形などが未発達のため、ちょっとした体の動きでも吐いてしまうのですが、どのような場合に吐くのか、受診が必要な吐き方はどのような場合か、などについても確認しておくとよいでしょう。
うんちがでない・・・赤ちゃんの便秘について
新生児のころは授乳のたびにうんちをしますが、その回数は成長とともにだんだんと減っていきます。それがどのくらいの頻度だと正常なのか、便秘なのか、その境目がママにとっては心配事のひとつとなるようです。もちろん、赤ちゃんによって個人差があり、一概にいうことは難しいとは思いますが、新生児の便秘の見極め方や、その対処法などについて、小児科医の先生にアドバイスをもらっておくとよいかもしれませんね。
おわりに
これまで、ペリネイタルビジットについてご紹介してきましたが、その制度や取り組みについてよく分かりましたでしょうか。まだあまり聞きなれない、なじみの少ない言葉だとは思いますが、少子化の現在では、さまざまな人たちの手を使って育児をしていくことがとても重要になるのではないかと思います。ママにとっても、産前産後の不安が減れば、毎日の子育てがもっと楽しくなりますよね。
ピックアップ
小学生と中学生の女の子2人を持つママです。娘が成長するにつれ、女子トークに花が咲き楽しい毎日を送っています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。