モーニングページの効果がない場合は?
モーニングページを始めたけれど、なかなか効果を実感出来ない場合には、見直してほしいことがあります。効果がないし、モーニングページを辞めようと思っている方は必見です。
遠慮せずに全てを書き出すことが大切
スマホやパソコンであれば、ロックすると中身を見られることは少ないですが、モーニングページは紙に書き出すため、自分以外の人に見られる可能性があります。そのため、「この内容は家族に見られたくない」と思って本音を書かなかったり、全部を書き出さない人もいますが、それではモーニングページの効果が実感出来ません。インターネットで検索すると、鍵付きのノートも販売されています。気になる方はそういったアイテムを活用し、遠慮せずに全てをノートに書き出すようにしましょう。
書き出す言葉を質問形式にしてみる
自分の想いをノートに書いてもなかなか心がスッキリしない場合には、下記のように質問形式にしてみると良いでしょう。
「イライラする」
「どうしたの?」
「子どもが言うことを聞かない」
「なぜ聞かないの?」
「頭ごなしに言うのがダメなのかもしれない」
このような感じで、頭がスッキリするまで質問を続けると問題解決につながりやすいので、おすすめです。ノートと話をしている感覚で行うと良いでしょう。
モーニングページの実践を一度休憩してみる
モーニングページを無理に行うと、逆にストレスになることがあります。少しでもモーニングページをやる気がなくなったら、一度休憩するのも良いでしょう。もう一度やる気が出るまでノートは開かず、またやる気が出た時に始めてください。また、気が乗らない時は、ページ数を減らしてみるのも良い方法です。ルールに終始縛られずに、自分の気持ちに正直に行動するようにしてみることがポイントとなります。
おわりに
"早起きは三文の得"とも言うので、少し早起きしてモーニングページを実践してみましょう。特に悩みがあったり、子育てに疲れているママにはとてもおすすめです。まずは、1週間続けてみましょう。徐々に効果が見えるようになりますよ。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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