一般的に上の子どもであればしっかり者、下の子どもであれば甘えん坊といったイメージがありますが、上にも下にも兄弟がいる中間子にはどんな特徴があるのでしょうか。中間子は他の兄弟と違っていい意味でこの子だけ変わっていると感じることがあるようです。ここでは中間子の特徴と中間子の育て方について紹介します。
一般的な中間子の特徴は?
中間子は兄弟のなかでも放っておかれがちなことが多く、上も下もライバルになってしまいます。このような状況が性格にも関連するようです。
認めてもらうためにいろいろ行動してしまう
中間子は自分のことは自分でやるという要領の良さがあります。一方、認めてもらいたいという気持ちも人一倍強いです。そのため自分の個性をひそかにあたためていたり、がんこだったりすることがあります。また、じっとしていられないので、よく考えずにものごとを初めて失敗したりすることも多いです。燃え尽きると何もやる気がなくなり、ふと気付くと寂しそうにしている場合もあるでしょう。
周囲とうまく付き合うのが得意
中間子は上と下の兄弟にいつも気を使わなければならないので、周囲の人とうまく調子を合わせるのに慣れています。また、相手の気持ちを読みとったり、場の空気を読んだりするのが得意で、世渡り上手な平和主義者とも言えます。いろいろな人と知り合い、人と広く付き合うのも好きな傾向があります。
注目されすぎるのは少し苦手
中間子は、周囲に誰もいないということに慣れていません。普段周りと合わせて生活しているので、人と違うことするのは苦手な傾向があります。また、注目されたいという気持ちがある一方、実際に自分ひとりが目立ってしまうと恥ずかしがり、人が見ているとうまくいかないことがあります。また、目上の人と話すときも、遠慮して自分の意見が言えない場合も多いです。
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中間子の兄弟による性格の違い
中間子は上の子どもや下の子どもと比べると性格の傾向があまりはっきりしていません。生活の状況や他の兄弟との関係により性格が作られていくともいえるでしょう。
上の兄弟が同性の場合
男男女、女女男など上に同性の兄弟がいる中間子の場合、ことあるごとに上の同性の兄弟と比べられがちです。中間子はそんな親の言動に少なからずストレスを感じていて、認めてほしいと言う気持ちが人一倍強くなる性格になりやすいです。上の兄弟がテレビを見ていれば率先してお手伝いを買って出ることがあるなど、親からするとしっかり者に見えることが多いでしょう。
下の兄弟が同性の場合
女男男、男女女など下に同性の兄弟がいる中間子の場合、たとえ上に兄弟がいたとしても自分はお兄ちゃんお姉ちゃんであるという意識が強くはたらくことが多いです。そのため下の子どもの面倒を見てくれるなど頼もしい面があります。一方、困ったことがあるとつい上の兄弟に頼ってしまうバランス感覚も持ち合わせています。
兄弟が全員同性
男男男、女女女など、全員が同性の中間子の場合、兄弟の調整役になることが多いです。上の兄弟の意見にしたがって自分の意見を出す機会が少ないため、お調子者だったり逆にひっこみじあんだったりする傾向があります。また、誰の意見にもしたがわないというがんこさが際立つ場合も多いです。
同性の兄弟がいない
男女男、女男女など、同性の兄弟がいない中間子の場合、自分で考えようという意識がはたらきやすくなります。そこで異性の兄弟に相談できないことがあると、知ったかぶりをしたりひとりで頑張ってしまったりしてしまいがちです。また、比較的ひとりで遊ぶのにも慣れているため、周囲の目があると集中できないということもあります。
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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
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