離婚をしないために気をつけること
妻からの離婚申し立て理由の第1位は「性格が合わない」ことでした。実は、夫からの申し立ての第1位も同じです。しかも、夫の申立件数の約6割にあたります。つまり、離婚をしないために気をつけるポイントは、性格の不一致を招かないことだと言えます。
「子育て」で価値観を共有する
性格の不一致を避けるためには、価値観を共有することが大切です。夫婦で一緒にできることでもっともよい体験は「子育て」につきます。夫は外で仕事、妻は育児という概念は過去のもの。子どもを一緒に育てることほど価値のある共同作業はほかにありません。子育ての中で、夫婦で一緒にできることを増やしていきましょう。子どものためなら、お互いに熱意を持って話し合うことができますし、価値観のすり合わせをしようという気にもなります。「子はかすがい」という言葉は、先人のアドバイスでもあるのです。
ひとりで生きていける力を蓄える
前項とは真逆なことだと感じるかもしれませんが、ひとりで生きていける力を蓄えることも重要です。妻の離婚申し立て理由の第2位は「生活費を渡さない」でしたね。生活費を夫にもらわなければ生きていけない状態は、誰かに依存した生活を意味します。いざというときは、お互いを支え合えることが真のパートナーシップであり、生活を安定させる条件です。夫婦も対等な立場でいなければ、お互いが言いたいことも言えず、不満がたまっていくばかりです。経済的な自立ができればもちろんベストですが、子育て中は難しい場合もあります。そんなときも、自分のキャリアをあきらめないで社会とつながる道を探してみてください。
おわりに
離婚の原因の多くは、「性格が合わない」ことでした。しかし、誰もが相性がぴったりの人と出会えるわけではありませんし、生活する中で価値観も変化していきます。人によっては40年以上にわたる婚姻関係は努力して維持していくものです。今後の子育ての中で、喜びや悩みを共有し、共感し合える瞬間をたくさん積み重ねていってください。
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子どもたちも大学生になり、自分の子育てはひと段落。保育士として、地域のコーディネーターとして、子育て支援・子ども支援にかかわっています。ゆる~く子育て楽しみましょう!
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