育児中でも実践できる!無理ない丁寧な暮らし
さて、ここからは丁寧な暮らしへの反省も踏まえて、育児中でも実践できる方法をご紹介します。ポイントは自分らしく少しずつ取り入れること。大掛かりなことからチャレンジすると筆者のように「こんなはずじゃなかった」と嘆くことになるかもしれません!簡単にできるものから実践していきましょう。
自分にとって大切なことを見つけて伸ばそう
まずは日頃の生活を振り返ってみましょう。家事の中で大切にしていることはなんでしょうか?おすすめなのは“できていないこと”ではなく、“ある程度できていること”を見つけ、伸ばしていく方法です。
例えば、アイロンがけは毎週やっている、週末は手料理を作っているなど。どんなささいなことでもかまいません。自分が好きでこれと決めていることを見つけ、いつもより丁寧にやってみましょう。
例えばカレーが好きでよく作るなら、市販のルーにちょっとスパイスを足してみたり、いつもよりじっくり玉ねぎを炒めたり。もしここで「ルーに頼らず作ってみよう!」と数多くのスパイスを買いそろえたら…どうなるでしょうか。思ったよりおいしくない・買った調味料を使いきれないといった事態になりかねません。このように一足飛びでレベルアップしようとせず、少しずつ改良していく方法がおすすめですよ。
まずは“先取り家事”や“お手軽家事から実践
丁寧な暮らしの中で、お手軽なものだけをチョイスして実践するのもおすすめです。
買い物
食材や日用品など、普段の買い物を見直す。過剰なストックを持たないようにしましょう。
料理1
野菜ならミニトマト、果物ならバナナなど調理に手間がかからない食材を活用する。そのまま出すだけで、食卓に彩りがプラスされますね。
料理2
顆粒(かりゅう)だしの代わりに、煮干しやかつお節などが調合された「だしパック」を活用。数分煮るだけで、スピーディーにだしが取れます。パック入りなので後始末も簡単です。
洋服
ワードローブを見直して主力選手だけ残す。朝、洋服のコーディネートに悩む時間が減りますよ。
こんな風に、とにかく自分を楽にしてくれるものを中心に取り入れてみてはいかがでしょうか。効果を実感しやすく、モチベーションアップにもつながります。
おわりに
「丁寧な暮らし」は取り入れかた一つで、生活を潤してくれる場合もあればストレスの元になることもあります。理想を追い求めず、自分に合ったやり方で実践していきましょう。まずはできることから「わが家版・丁寧な暮らし」を作っていきませんか?
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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