ママと赤ちゃんへの接し方がわかる本
パパにも育児の知識をつけてほしいと普通の育児書を手渡すと、真面目なパパほど育児書片手に知ったかぶりというママにとっては最悪の結末が待っています。そんなパパには育児に関する一番の仕事はママのケアとサポートと割り切って、ママの気持ちをくみ取る方法を学んでもらいたいところです。
出産までにパパが気を付けるべきこと
『嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本』(荻田和秀(著)/講談社+α新書)
産婦人科を描いた漫画『コウノドリ』。モデルになった産科医がいるのはご存じですか?本書は、その産科医自らが書いた、妊婦を妻にもつ旦那さんに向けた本です。産科医の視点から、妊娠・出産に潜むリスクも詳しく紹介。関西弁で軽妙に、妊娠中の妻のいたわり方やNGポイントが書かれています。
育児に忙しいママをサポートする方法
『出産・育児ママのトリセツ 〜「子どもができて妻が別人になりました」というあなたへ』(ヤマモトユキコ(著)高倉美恵(イラスト)/忘羊社)
産前・産後と休む間もなく孤独に働き続けるママとパパのすれ違い=産後クライシスを、2000組以上の親子の指導実績をもつ著者が、あるあるネタ満でつづった真のイクメン入門書。ママのイライラの原因がわかります。
パパの目線で書かれた育児の日々
『親バカと言われますが、自覚はありません。イクメンパパの奮闘日記』(丸本チンタ(著)KADOKAWA/エンターブレイン)
“ほぼ”無職で、メインで育児をすることになったチンくんと、元気いっぱいの娘もっちゃんの日々をチンくん自らがつづったコミックエッセイ。ママが書いたエッセイは数多くありますが、本作のようにパパが書いたものはあまりありません。男性目線で書かれているので、プレパパが育児を想像しながら読むのに最適です。
出産は奇跡の連続
プレママはもちろん、プレパパにも読んで欲しいのが産婦人科を舞台にした漫画「コウノドリ」。
ピアニストであり産婦人科医でもあるコウノドリ先生を中心としたお話です。「コウノドリ」を読むと無事に出産することは奇跡なんだ!と実感します。頑張っているプレママに感謝といたわりの思いがさらに芽生えてくるかもしれませんね。
命の大切さを考えさせられる
「透明なゆりかご」は看護学校に通う女の子が、見習いとして産婦人科で働くお話。出産や中絶、流産など、決して明るいだけじゃない産婦人科を舞台にしています。清原果耶さん主演でNHKにてドラマ化もされました。
授かった命をどう扱うか、出産後はすぐに立派な親になれるのか、深く考えさせられるお話ばかり。ぜひプレパパにも読んで欲しいと思います。
おわりに
世の中には出産・育児を書いた本が読み切れないほどたくさんあります。裏を返せば、それだけ一人ひとりの出産・育児は違うということ。インターネットも含めれば、それこそ溺れてしまうくらいの情報が集まる今だからこそ、自分に合いそうなやり方を見つけて、情報に振り回されないオンリーワンの出産・育児を目指しましょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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7歳の男の子と4歳の女の子の母です。試行錯誤の子育てですが、子ども達に成長させてもらっています。
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