あんなにかわいいと思っていたのに下の子が生まれたとたん上の子がかわいくなくなった。そういえば最近上の子を叱ってばかりいる。といったことに心当たりはありませんか?ここでは上の子がかわいくないと思えなくなる状況や原因など・・・上の子と上手に接するコツについてご紹介します。上の子どもについイライラしてしまったり、どう接していいか迷ったりしている方はぜひこの記事を参考にしてください。
上の子がかわいく思えなくなってしまった!
【上の子かわいくない症候群】とは誰にでも起こりうる一時的な心理状態です。下の子が生まれた頃からママに起こりやすいと言われていますが、いつまでも上の子どもがかわいくないと感じてしまうのはよい状況ではありません。
【上の子かわいくない症候群】とは
【上の子かわいくない症候群】とは、文字通り兄弟のなかで上の子がかわいくないと思ってしまうことです。今までは普通に接していたのに下の子が生まれてついいらだって憎たらしいと感じてしまうのです。なぜ自分が変わってしまったのかと焦ることがあるかもしれませんが「症候群」と名前がつくほど一般的で、特別なことではありません。
どんなときに起こりやすい?
上の子かわいくない症候群は2人目が産まれた直後から2年ほどの期間がもっとも起こりやすい時期だと言われています。しかし2人目の出産ではなく3人目の出産後に起こる場合もあり油断なりません。また、子どもの年齢にはあまり関連がなく、小さい子どもにも小学生の子どもに対してもかわいくないと感じることがあります。なお、一般的にパパは【上の子かわいくない症候群】になりにくいと言われています。この状況を解決するのは子どもに平等に接することができるパパの力かもしれません。
【上の子かわいくない症候群】では何が困る?
上の子がただかわいくないと感じているだけであればさほど影響しませんが、イライラがつのって上の子をキツく叱ることが増えてしまうのは問題です。子どもは成長の途中にあり、日ごろからどなられる状況が続くと、自分でがんばる力や自信を失ってしまいます。また、ストレスから上の子が下の子をいじめる可能性もあり、家族にとってよい状況ではありません。
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【上の子かわいくない症候群】の原因
上の子がかわいくないと感じる原因は、ママ自身の余裕のなさも一因です。子どもが2人になるとママの仕事は2倍になってしまいます。そこでつい下の子と上の子を比較してしまい、大きくなった上の子に対してはできて当然と期待しまう場合があるからです。
ママが赤ちゃん中心になってしまう
今までは一人だけの育児ですんでいたところが、2人になってしまいママ自身に余裕がなくなってしまっていることが考えられます。また、下の子を産んだばかりの場合は、赤ちゃんへの執着が強くなりがちです。本能的な部分が強くなり、赤ちゃんと一緒にいたいと思う一方、他の子どもに対してはお兄(姉)ちゃんなんだから自分でやってと思ってしまうのです。
上の子のイヤイヤ期や赤ちゃん返りなど
上の子が2、3歳の場合
ちょうどイヤイヤ期にあたり、ささいなことでも反抗してきます。下の子のお世話で手が離せないタイミングでわがままを言われると、つい受け止めきれず腹がたってしまいます。
上の子の年が離れている場合
今までママの愛情を独占してきたため寂しさから赤ちゃん返りをすることがあります。また、小学生以上など、成長して文句を言ったり反論したりできる年頃になっていると、思いもよらないところで抵抗されることがあります。単によいダメではすませられず話し合いに時間がかかることが増えるため、いらだつ原因になります。
上の子と下の子を比較してしまう
上の子の育児を経験しているので、下の子のお世話はママ自身にも多少余裕があります。また、赤ちゃんは泣くだけであって言い返して来ることはありません。産まれたばかりの赤ちゃんは無条件でかわいいので、上の子がちょっとしたことが負担に感じると、どうしても下の子の方がかわいいと感じてしまいます。
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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
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