赤ちゃんが授かって結ばれることになったふたり。とてもおめでたいこの結婚は、最近では「授かり婚」「おめでた婚」などと呼ばれています。みんなが笑顔になるしあわせな結婚なのは間違いないのですが、結婚式をあげる時期については悩んでしまいますね。赤ちゃんが生まれる前に式をあげたほうがいいのか、それとも出産後のほうがいいのか?迷っている方のために、実際に行われた結婚式の様子など、考えるヒントを公開します!
授かり婚 出産前に式をあげるメリット・デメリット
「おなかの大きい花嫁さんなんて」という偏見があったのは昔の話。授かり婚はいまやメジャーな結婚です。出産前に結婚式をあげるとしたら、どんなメリット・デメリットがあるのか考えてみました。
安定期に式があげられるので安心
出産前に式をあげるメリットは、「安定期に式があげられる」ということです。もちろん、赤ちゃんができたとわかったタイミングにもよりますし、人によっては妊娠初期、後期にあげる選択をする方もいます。ただ、妊娠中期といわれる5~6カ月の安定した時期に式をあげることが一般的ですし、周囲の方も安心されるようです。初めての妊娠で不安な気持ちもありますから、より安全な時期に式をあげられるのはメリットといえるでしょう。それなら出産後、体調が安定してからでいいのでは?と思うかもしれませんが、そのころ花嫁さんがどんな体調でいられるのか、予測がつきにくいですね。身体のことを考えると、体調がよく、身軽なうちに式をあげるという選択はお進めです。
ウエディングドレスが選べない?!
出産前の式となると、妊娠初期以外はある程度おなかが大きくなっているはずです。マタニティウェディングに対応している結婚式場も増えていますが、デメリットのひとつは、気に入ったドレスが着られるかどうかわからないこと。結婚式ですてきなドレスを着たい!と夢見ていた方には少し残念ですね。また、体調に配慮して式の時間を短めに設定する、招待客の人数を少なめにするなど、どうしても気配りしておきたい部分が出てきます。なんでも自由にするわけにはいかず、各所に少しずつ制約ができてしまう点は、デメリットだといえるでしょう。式までの準備期間が短くなってしまうことも難点です。
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授かり婚 出産後に式をあげるメリット・デメリット
授かり婚の場合は、出産の前にまずは入籍だけ済ませておくという選択もあります。出産は女性にとって大変な仕事ですから、ゆっくり準備をして出産後に式をあげるというのもありですね。考えられるメリット・デメリットはどのようなものでしょうか。
お披露目を一気にできて一石二鳥
出産後に式をあげる一番のメリットは、赤ちゃんのお披露目を兼ねた結婚式ができるというところです。招待された方たちが赤ちゃんの様子に目を細め、なごやかな雰囲気で式が行える点も魅力ですね。出産報告は、両親にはともかく、親族や友人にはなかなか行き届かないものです。結婚と同時に赤ちゃんのお披露目をして、みんなに祝ってもらえることは一生の思い出になるでしょう。赤ちゃんが立って動き回る前の生後半年くらいなら、お世話も楽です。1歳まで待って、お食い初めもかねて盛大にお祝いするのもいいですね。
予測不能?!当日まではちょっと不安
出産後に式をあげるデメリットは、不確定要素が多くなってしまい、当日まで心配が続きかねないことです。赤ちゃんは、いつ熱を出すかわからないですし、式の最中もおとなしくしていてくれるのかどうか、予測がつかないですね。たいていは無事に終わることがほとんどで心配はありませんが、当日熱を出してしまったらどうするか、ということはシミュレーションしておいたほうがいいかもしれません。準備は出産後で大丈夫とのんびりしていると、忙しさにまぎれていつまでも式をあげられない!という事態になりかねません。出産後と決めても、準備だけは早めにしておく必要があります。
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子どもたちも大学生になり、自分の子育てはひと段落。保育士として、地域のコーディネーターとして、子育て支援・子ども支援にかかわっています。ゆる~く子育て楽しみましょう!
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