食品添加物と上手に付き合う方法
食品添加物は、科学的根拠に基づいた認可を受けた物質です。添加する量も厳密に決められていて、安全に利用すれば問題はありません。やみくもに食品添加物を避けるのではなく、正確な情報を把握して、賢く付き合うことが大切です。
必要以上の添加物は避ける
食品添加物は便利なものですが、成長過程にある子どもたちには、過剰摂取はおすすめできません。やはり必要以上の添加物は避けた方が無難です。添加物は加工食品に添加されるわけですから、できるだけ加工食品を買わない、食べないという選択が必要です。特に、着色料、香料は、食品本来の味に似せた加工品を作るための添加物です。一方、保存料は、食の安全のためには必要な場合があります。自分の中で基準を決めて、「着色料は避ける」「アレルギーに関係するものだけは避ける」といったルールを決めておくと迷わずに済みます。
適度に手を抜く食卓
子どもや家族のために、きちんとした食事を用意したいと考えている真面目なお母さんほど、加工食品に頼る頻度が上がる可能性があります。忙しいときや、体調が悪いとき、疲れているとき、単にサボりたいときだってありますよね。そんなときは無理して加工食品に頼らず、ごはんと漬物と納豆、パンとゆでたまごと果物、といった素材だけを出したっていいのです。おやつも、とうもろこしを電子レンジでチンしたり、おせんべいをあげたり、適度に手を抜いた方が、食品添加物を摂る量は減ります。
おわりに
食品添加物は、国によって安全性や有効性が確認されている物質です。体に悪いという人もいますが、過剰に摂取しなければ問題はないと考えられています。しかし、中にはアレルギーを引き起こす恐れのあるものもありますから、添加物に関する正しい情報、最新の情報を手に入れるよう、日頃から注意しておくことが大切です。生活協同クラブなど、添加物をなるべく少なくした食品を扱う団体もあります。どのような添加物が避けられているのか、一度チェックしてみてもよいでしょう。
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子どもたちも大学生になり、自分の子育てはひと段落。保育士として、地域のコーディネーターとして、子育て支援・子ども支援にかかわっています。ゆる~く子育て楽しみましょう!
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