子どもの担任が若い先生だった場合の親の対応、若い先生あるあるなど

若い担任の先生
子どもの担任が若い先生だとわかったとき、ラッキーだと感じるか不安に思うか、保護者の反応はさまざまです。子どもの学年や性別、性格によっても感じ方は変わってきます。一般的に若い先生がどのような傾向にあるのか、保護者としてはどう対応するのがよいのか、若い先生への対処の仕方や考え方について考えてみましょう。

新卒で担任?若い先生あるある

トラブルの解決
小学生にとって学校の先生はとても大きな存在です。とくに担任の先生は1日中いっしょに過ごすこともあり、さまざまな面で影響を受けます。複数担任制をとっている学校ではベテランの先生と若手の先生がクラスを受け持つこともありますが、多くの学校では1クラスにつきひとりの先生がクラス運営を受け持っているため、なおさらです。人員配置によっては、新任の先生がいきなり担任を持つケースもあります。一般的な若い先生によくある傾向をあげてみました。

はりきりすぎて子どもが疲れてしまう

若い先生はとにかく元気。体力もありますし、子どもたちに対する情熱も十分です。そのためかはりきりすぎてしまう様子もしばしば見られます。宿題をたくさん出してしまったり授業のペースが早すぎたり、「教える」ことに熱心すぎて子どもによっては疲れてしまうことも。スローペースでおっとりしている子やおとなしく、先生に自分の意見を伝えられない子は少し注意が必要です。

若い先生の多くは経験が少ないです。そのためどうしてもクラスの子どもたちに目が行き届かなくなることもあります。若い先生が担任になったときは、いつもより子どもの様子を気にかけてあげましょう。「楽しいけど疲れる」と感じているかもしれません。

トラブル解決に時間がかかる

若い先生だからといって、指導力に問題があるとは言い切れません。若いからこそ子どもの気持ちに寄り添い、柔軟な考え方で対応できるなどよい面もたくさんあります。ただ学校の先生はそれぞれが独立した存在です。一般の会社のようにはっきりした上下関係がなく、一つひとつの事案を報告、連絡、相談する上司がいるわけではありません。
そのため熱心な若い先生ほど、学級内のトラブルを自分で解決しようとがんばってしまいがち。マニュアルがある仕事ではないので、問題解決に悩む間に事態が進行してしまうこともよくあります。担任が若い先生の場合は同学年の他クラスの先生の顔ぶれや、学年主任の先生がどのような人なのか把握しておくことも大事です。

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若い先生への接し方

先生と話す
大学を卒業したての先生は、多くの保護者より若いことがほとんどでしょう。会社の部下と同じ年の若者を前にして、どのような態度で接すればいいのか悩むこともあるのではないでしょうか。ベテランの保護者から見れば、若い先生は人生の後輩です。しかしまずは「若者=未熟」という考え方を封印しましょう。

専門家としてまずは尊重する

若い先生は、その多くが独身で子育ての未経験者ではないでしょうか。苦労して子どもを育ててきた保護者としては、その点でも若い先生を下に見てしまう傾向があります。しかし自分の子どもを家庭で育てることと、たくさんの子どもたちを学校で教育することはまったく違う経験です。教師として担任を持っている先生は発達心理学、児童心理学といった子どもの育ちについての学問を学び、各教科を体系的に教えるための実習を経てきています。まずは専門家として先生を尊重しましょう。上から目線で接することは避け、わが子を親とは別の視点で見守り育ててくれる相手として対応することが大事です。

よいと感じたことは積極的に伝える

若い担任の先生には、よいと感じたことを積極的に伝えてあげてください。例えば「昼休みは子どもたちと校庭で遊んでくれるそうですね、ありがとうございます。子どもも喜んでいます」「いつも宿題にひとこと添えてくださっているので、やる気が出ているようです」など、ちょっとしたことでかまいません。
多くの保護者は不満やクレームを申し出ることはあっても、日常的に感謝を伝えることについてはあまり積極的ではありません。若い先生は自分の経験不足をわかっていますし、日々保護者からのプレッシャーを感じています。先生が自信を持って子どもたちを指導できるよう、「褒めて伸ばす」イメージで接してみましょう。

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