メーク後のスキンケアにも気を配る
キッズコスメの多くは、オイルがはいっておらず、石けんで簡単に洗い流せたり、水で落とすことができたりと子どもに優しいアイテムとなるよう、心がけて作られています。しかし、メークを落とすことをいい加減にしたり、そのまま眠ってしまったりということもあるかもしれません。メークでキレイになることはすてきですが、その後のケアもしっかりと行いましょう。
メーク落としの石けん選びに気を付けよう
キッズコスメは、石けんで落ちることが多いですが、使用する石けんにも注意しましょう。子どもの皮膚は大人より薄いため、どうしても刺激を受けやすいものです。そのため、できるだけ肌に優しい成分が含まれたものを選びましょう 最近では、低刺激で親と子どもが一緒に使える洗顔石けんも出てきています。子どもが使って安全なものなら、親も安心して使えますし、一緒の商品を使うことで、親子のコミュニケーションも深まりますね。
ローションでしっかり保湿対策を
子どもの肌は、やわらかく潤いがあるように見えますが、実は大人よりも乾燥することが多いといわれています。なぜなら、子どもは肌のバリアー機能は大人よりも弱く、皮膚内で水分を保持する保湿の役割が不十分だからです。子どもに優しいキッズコスメでも、メークをすることで肌に少なからず負担を与えますので、メークを落とした後は、しっかりとローションなどで保湿を行いましょう。保湿対策をすることで、肌のかさつきやかぶれを防いでくれますので、次回メークをするときも、メークのりが良くなりますよ。
お風呂タイムは、入浴剤でしっとりと
顔と身体はつながっていますので、顔に肌のトラブルが起こると、身体にも生じる場合が多いものです。しっかりと洗顔をしたり、ローションを使っていたりしても、身体までケアすることはなかなか難しいですよね。そういう場合は、保湿成分が高い入浴剤をお風呂タイムに使いましょう。特に、赤ちゃんから使用でき、化学製品が配合されていない商品を選ぶことがおすすめです。保湿能力が高い入浴剤なら、スキンケアが面倒くさいと感じる子どもにも適しているといえます。
おわりに
子どもにメークをすることは、肌のことを考えたり、その後のスキンケアに気を付けたりしなくてはなりません。しかし、子どもに合うキッズコスメを選び、きちんとスキンケアをすることでメークを安全に行うことができるので、ポイントを押さえて楽しみましょうね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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