どんな水も間違った使用では意味が無い!
粉ミルクを作るのに安全な水を使用しても、水の使用方法やミルクの作り方を間違えたら意味がありません。赤ちゃんに安全なミルクを飲ませるには少しの手間と、思い切りが必要です。粉ミルクを調乳し赤ちゃんに与えるときに注意することを確認しましょう。
水は必ず一度沸騰させてから使用しましょう
粉ミルクを作るために使用する水は、殺菌処理のために必ず一度煮沸してから使うことが大切です。カルキを抜いたり殺菌したりするだけでなく、煮沸すると粒子が丸くなりまろやかな水になると言われます。赤ちゃんの内臓にかかる負担を少しでも軽減するよう、面倒でも必ず煮沸しましょう。またせっかく殺菌したにもかかわらず長時間放置したらまた雑菌が発生する恐れがあります。なるべく早く使うようにしましょう。
ミルクは飲ませるときに作り、残っても捨てましょう
赤ちゃんにもたくさん飲むときと、少ししか飲まないときとがあり、少ししか飲まないときは残ったミルクをもったいなく思ってしまいます。しかしながらミルクは栄養がいっぱいで、雑菌が繁殖しやすいものです。いつ欲しがってもいいようにと作り置きしたり、もったいないからと言って残しておいたりするのは絶対にやめましょう。ミルクをどんな水で作るかよりも、赤ちゃんに飲ませるときに作り、残ったら捨てるが原則です。
ストレスを感じない水を選びましょう
1日に何度もある授乳。粉ミルク代はもちろん、水代もばかにならないものです。どれだけ赤ちゃんによい水だとしても生活に支障の出る水を無理に選ぶ必要はありません。残ったら捨てなければなりませんので、捨てることに罪悪感を持ってしまうのもよくありません。自分自身がストレスを感じずに赤ちゃんに与えられる水が、粉ミルクを作るのに適している水と言えます。
おわりに
一番身近な水道水も市販の軟水のミネラルウォーターも、煮沸すればどれも粉ミルクを作るのに適した水だということがわかっていただけたのではないでしょうか。授乳は赤ちゃんとママやパパとの貴重なスキンシップの時間です。その大切な時間をストレスに感じない水を選ぶことが何よりも大切なことなのですね。
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7歳3歳1歳の1男2女のママです。毎日子育てに奮闘中!
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