子どもが生まれるとそうじ、洗濯、買い出しとやらなくてはいけないことが増えて大変!家事や育児でやるべきことが増えるだけでなく、子どもの世話で思うようには家のことが進められない場合も多いのです。そんな場合にはパパとママが協力し、ワンオペ育児ではなく、ツーオペ育児の体制で乗り切りましょう。ここではツーオペ育児の概要やツーオペ育児に必要な心構え、分担の仕方などを紹介します。
子どもの親はパパとママの2人!
まずはツーオペ育児とはどんなものなのか紹介します。
ツーオペ育児とは
ツーオペ育児とはワンオペ育児に対する言葉で、ママが一人で育児をするのではなくパパとママの2人が協力し合いながら子どもを育てていくことです。ワンオペ育児は大変だというイメージがありますが、ツーオペで育児ができれば負担が少し軽くなるような印象がありますよね。
ワンオペ育児の課題
ワンオペ育児では、共働き家庭のママが保育園へ子どもを迎えに行ったあと寝かせるまでの育児を一人でやっていたり、専業主婦のママが24時間営業に近い状況で子どもを一人で世話していたりします。子どもが小さいときは、いつまでも泣きやまないことや予期せぬいたずら、激しい後追いなど、子どもに付きっきりになることが多いです。家事などやりたいと思っていることが途中で中断されたり進まなかったりすると、ママは大きなストレスを感じます。
子どもをツーオペで育てるメリット
ワンオペ育児の場合、パパが不在がちなことも多いため育児の悩みを相談することもできません。その結果、ママが精神的に追い込まれていくことがあります。パパが育児に参加していれば、ママが一人で育児を背負って感じるストレスを共有できますね。また、ツーオペ育児は子どもの状況を共有しながら育てていきます。子育てを通して積極的にコミュニケーションするきっかけになるため、それ以外の意思疎通も行いやすくなります。
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ツーオペ育児を目指す方法
ツーオペ育児は2人でするものなので、パパとうまくやっていくために必要な心構えがあります。
ツーオペ育児は産後すぐから開始
産後直後はママが産休を取って家にいて、パパは出勤というパターンが多いです。そのためママは自分でできることは全部自分でやってしまいがちです。しかし産後に無理をするとそれが習慣になり、その後の家事や育児でも無理をして体を壊すかもしれません。また、パパも早い段階から育児に参加していないと、子どもの面倒を見なければならない状況になったときに何をしていいのか戸惑ってしまいます。
自分でやった方が早いと思わない
もしパパが育児や家事が苦手な場合、はじめから分担するのは難しいことが多いです。最初は失敗したり思った通りにならなかったりするかもしれませんが、じゃあ私がやるとパパの仕事を取らないことが大切です。
また、パパに頼もうとすると「やったことがない」「赤ちゃんが小さくて怖い」などの言い訳がでることがあります。しかし、それはママも乗り越えてきたことで、慣れが大切です。普段からちょっとしたことでもいいので一緒にやってほしいと伝えておくとよいでしょう。
困っていることや感謝は口に出して伝える
自分も気が付いていたことを代わりにやってくれたということは、それだけ自分が楽になったということです。もし出しっぱなしのものを片づけておいてくれたら、ひとこと「片づけてくれてありがとう」と言葉に出してみましょう。
大したことはないと感じていても、お礼を言われて嫌な気持ちになることはありませんよね。普段からたくさん意識的にお礼をしてよい関係が築けていれば、家事などのお願いごともしやすくなりますよ。
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30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
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