抱っこひも外し対策としてできることは?
抱っこひも外しに遭ってしまうと、赤ちゃんがけがをしてしまう恐れがあります。そのため、抱っこひも外しの対策をしておくことが重要です。最後に、抱っこひも外しの対策を三つまとめました。ぜひ、参考にしてくださいね。
後ろにバックルがないタイプのものを使う
全ての抱っこひもが、後ろにバックルがついているわけではありません。前側についているものもあるので、こうしたタイプのものを使えば、後ろから急にバックルを外される心配はありません。また、完全にバックルがない、上からかぶるだけの抱っこひもを使っても良いですね。いくつか被害が出ている行為だからこそ、抱っこひも外しができないような抱っこひもを使うことは対策として効果的です。
バックルにカバーをかぶせ見えないようにする
バックルにカバーをかぶせて見えないようにすることで、抱っこひも外しを防ぐという方法もあります。バックルを見えないようにすることで、「目に入ったからついやりたくなった」という動機を防ぐことができます。また、万が一狙われたとしても、バックルを外すにはカバーを外さなくてはいけないので、行為に気付きやすいというメリットもあります。カバーは百均などでも買えるので、ぜひ探してみましょう。
バックルにゴムをはめて外れないようにする
バックルにゴムを通し、バックル部分全体を引っ掛けるようにゴムをつけるとしっかり固定されるので、簡単に外れないようになります。これなら抱っこひも外しに遭ったときでも、背中で何かをされているのがすぐに分かるので便利です。簡単にできる対策なので、家にゴムがあるという方はぜひ次に外出するときから、この方法を使ってみてくださいね。
おわりに
抱っこひも外しは、お母さんの背中についている抱っこひものバックルを外すことで抱っこひもを緩め、赤ちゃんを危険にさらす悪質な行為です。背後からされるので、防ぎにくいという問題もあります。しかし、バックルが後ろにない抱っこひもを選んだり、バックルにカバーをしたり、ゴムをはめることで対策は可能です。大事な赤ちゃんを守るためにも、しっかり対策をしておきましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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