お葬式に参列する必要があった場合、赤ちゃんを連れていっていいのかどうか、悩みますよね。周りに赤ちゃんをみてくれる人がいない・授乳中なので赤ちゃんと離れられないママなど、ご家庭の状況によって悩みはさまざまです。
今回は、赤ちゃんをお葬式に連れていってもいいのか、その際の服装など注意点についてご紹介します。
赤ちゃんはお葬式に連れていっても大丈夫?
「赤ちゃんはお葬式に連れていってもいいの?」これについては、NGではありません。ただし、状況に応じた判断が必要です。ここでは、赤ちゃんをお葬式に連れていくかどうかの判断ポイントや服装についてみていきましょう。
参列先に応じて連れていくかどうか判断すること
赤ちゃんをお葬式に連れていく場合、家族・親族など血縁関係の葬儀であれば参列するケースが多いです。最後のお別れのときを、赤ちゃんも一緒に過ごすことになります。
一方で親族以外、例えば会社関係、血縁関係にないご近所関連の葬儀などは、赤ちゃんを連れていかない場合が多いです。というのも、赤ちゃんを連れていくことで周りにもさまざまな気遣い・迷惑をかける可能性があるため、避けた方がいいというのが一般的な考えといえるでしょう。
連れていく場合には周りに迷惑をかけない配慮を
赤ちゃんを連れていく場合には、さまざまな配慮が必要です。以下で具体的なポイントをご紹介していきますが、葬儀前の段階から当日まで、できるだけ周りに迷惑をかけないように最善の工夫・準備をしておくことが欠かせません。
赤ちゃん・ママの服装について
赤ちゃんをお葬式に連れていく際、気になるのが服装です。普段着ているようなキャラクターやかわいらしいデザイン・鮮やかな色の服は避けましょう。できれば黒系のシンプルな服・ロンパースがおすすめです。
もっとも、黒い服を普段から持っているご家庭も少ないでしょうから、グレー・ネイビーなど、比較的飾りの少ないベーシックな服であれば問題ありません。
また、ママの服装は可能であれば喪服を、授乳などの関係で喪服が難しいようであれば黒系のワンピースなどでも大丈夫です。できるだけTPOをわきまえた服装がいいでしょう。
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赤ちゃんとの葬儀参列時の事前注意点
赤ちゃんと葬儀参列を考えた場合、事前に整えておきたい注意点があります。特に、参列するかどうか・当日の持ち物などについてみていきましょう。
遺族にあらかじめ確認をしておくと安心
遺族に対し、赤ちゃんを連れていってもいいかどうか、事前に確認しておくことをおすすめします。親族の葬儀などでは、ママ・パパの両親の意向も必ず聞いておくことが大切です。親族であっても、葬儀の場所や参列する親族などの関係で、赤ちゃん同伴はあまりよろしくないケースも考えられます。
個人の判断で連れていくか決めるよりも、喪主・喪主と両親の関係など、あらゆることを最善の状態にするためには周りの意見が重要になります。
事前の準備・持ち物を忘れずに
葬儀当日は数時間で終わるものの、ひとつの施設内で過ごす必要があります。万一のことを考えて、事前に持ち物を準備しておくといいでしょう。
- 紙おむつ、おしりふき、ポリ袋
- 赤ちゃんのための食べ物(粉ミルクや哺乳瓶、ベビーフードや食器類、米せんべいなど)
- 赤ちゃんの着替え
- バスタオル
- 抱っこひも
- 母子手帳、健康保険証
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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