3.おっぱいマッサージも有効な手段です
母乳は最初からスムーズに出る人もいらっしゃいますが、なかなか出ない方も多いのです。そんなときはおっぱいマッサージをやってみましょう。自宅でやるのもよいですが、最近は母乳外来やマッサージ教室もあります。自分に合った方法を選んでください。
乳頭マッサージで詰まりを解消
ママの乳頭の伸びが悪かったり、詰まっていたりすると、母乳を赤ちゃんに届けることができません。まずは乳管が詰まっていないかどうかを、指で乳輪を押して確認しましょう。
乳汁の勢いが悪い場合は、乳管を開通させてください。乳輪を指三本でつまみ、ひねったり引っ張ったりを繰り返します。乳口から白い粒々が出てきたら、それが詰まりの原因であった脂肪です。
血液の循環を促す、おっぱいマッサージ
ポイントは、やさしく、ほぐすような感覚で乳房の付け根をマッサージします。指全体で乳房を包み込みようにゆっくり行ってください。乳房自体をもむのではなく、〔乳房の周り(特に基底部)の血流をよくするつもりで。〕自宅なら入浴中に行うのも効果的です。
退院したら母乳外来や母乳教室もおすすめ
おっぱいマッサージは出産した病院などで指導してもらえます。とは言っても、最近は退院までの日数も少なくて、マッサージまで覚えていられない場合もあるようです。そんなときは、病院に併設されている母乳外来や母乳マッサージ教室に行ってみませんか?
一般的に病院では出産後は一カ月検診まで、何もないのが普通です。産院にいる間は、24時間ずーと面倒をみてくれたのに、退院したとたん、全部家族でやらなければいけません。赤ちゃんは順調に育っているのか、おっぱいは足りているのかわからない・・・そんな不安にも答えてくれて、おっぱいマッサージもお願いできるのですからうれしい限り。おすすめですよ。
おわりに
母乳育児を成功させたいなら「自分の育児方針に合った産院を選ぶ」「良質な母乳をつくる食事にこだわる」そして「マッサージで母乳ケアする」がポイントです。ただし完璧を目指すと神経質になってしまう場合もありますから、母乳育児を楽しむつもりで続けてみましょう。
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50代の音楽講師。AB型。42歳で高齢出産して、中学生の娘と夫、そして猫の三人+一匹暮らしです。妊活の時はOLもしていて、仕事と妊活の病院通いなどでの苦労経験有り。妊活も個人病院から大学病院など体験しました。出産を期に会社を辞めて、自宅で子育てをしながら仕事もできる現在の職業に転身。今は自宅教室の他、非常勤講師として中学校&高校でも音楽を教えています。
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