自分の部屋よりリビングで勉強すると成績アップする理由

リビング学習のストレスを軽減するポイント

消しゴムのカス
家族の集うリビングは家族皆がくつろぐ場所です。ところがリビング学習をすると、他の家族にとって居心地の悪い空間となり、リビング学習がストレスになる場合もあります。リビング学習で成績がアップし、家族もストレスなく過ごせるようにするにはどうしたら良いのでしょう。

学習するための道具の置き場所を決める

人はごちゃごちゃと片付いていない状態にストレスを感じることが多く、整理整頓された空間を心地よく感じるものです。リビング学習をする場合も、効率をアップさせるために学習する場所の近くに必要なものを置いておくことが多く、注意しないと自然に増え雑然としていく状態にストレスを感じてしまう場合があります。ですから、どこに何をどれだけ置くかを決め、毎日学習後には片づける習慣をつけると良いでしょう。

消しゴムのカスの処理方法を決める

食事をするダイニングテーブルや、床の上に散らばる消しゴムのカスもストレスのひとつです。水拭きではなかなか取れなかったり踏んでしまったりすることもあり、しかたないと思うものの、毎日のことでイライラしてしまいがちです。ですから、子どもの癖も考慮しつつ、消しゴムのカスをどう処理するかを事前に決めると良いでしょう。消したらすぐに集める、卓上クリーナーを使うなど、子どもが自分でできるようにすることがポイントです。

時間を決めて集中して学習させる

家族にとって見たいテレビがあったり、夕食の時間が近づいているのに終わる気配がなかったりすることもストレスになります。また、集中していない様子の子どもに口を出したい気持ちを抑えるのもストレスになります。それらを解決するために、時間を決めて学習させると良いでしょう。例えば、○時○分までに漢字の書き取りを終わらせる、10分間で計算ドリルをやるなど、ゲーム感覚にすると子どもも楽しく取り組めます。

おわりに

体操の内村航平選手や2人の息子を名門私立小学校に合格させたモデルの亜希さんなども勉強はリビングでさせたとのこと。
リビングは親子のコミュニケーションの場であり、リビング学習は学習を通した親と子のコミュニケーションのひとつです。リビングという場所ではなく、子どもが親の愛情を感じ安心して学習に取り組める精神状況が「リビング学習は成績アップする」と言われる最大の理由なのかもしれません。

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