親なら登校拒否と不登校の違いを知っておこう!

どのような対策を取ればいいでしょうか

抱き合う親子
登校拒否や不登校の原因をなるべく早く見つけ、状況が悪くならないうちに対処することが大切ですが、子どもの場合は自分でも学校に行けない原因をよくわかっていないこともあります。子どもの様子をよく見て、気になることがあれば早めに専門家に相談してみましょう。

登校拒否の初期症状を早めにキャッチ

登校拒否の初期の頃は「おなかが痛い」など身体の症状だけのことが多いので、対応しやすいです。登校拒否の前兆をキャッチしたら、早めに原因を見つけましょう。早い段階なら、親にしっかり話を聞いてもらったり、励ましてもらったりするだけで登校できるようになることもあります。普段から子どもの様子に変わったところがないか、気を配っておきましょう。ただし無理に話し合いをさせることは逆効果です。その場合はしばらく様子を見て、落ち着いてくるまで待ってみましょう。

スクールカウンセラーなどのカウンセリング

最近では、スクールカウンセラーがいる学校も多くあります。親身になって話を聞いてくれる存在は、子どもにとっても親にとっても心強いですね。他にも不登校支援センターや心療内科などでも、カウンセリングを受けることができます。カウンセリングはカウンセラーとの相性が大切ですので、お子さまに合ったカウンセラーを探しましょう。

ちゅうちょせず公的機関に相談してみましょう

教育委員会が設置している教育センターや各都道府県の児童相談所・保健所などの施設では、不登校に関する相談を受け付けてくれます。また、文部科学省が設置する「教育支援センター(適応指導教室)」では、カウンセリングや授業をしながら学校への復帰を目指します。このような機関についても、スクールカウンセラーや教育委員会、役所などに問い合わせてみましょう。また民間機関ではありますが、フリースクールへ通うというのも選択肢の一つです。

おわりに

登校拒否や不登校は、ちょっとしたきっかけが原因になることも多く、誰にも起こり得ることです。普段からお子さまの様子に変わったところがないか気にかけておきましょう。もしも不登校になってしまったら、ご家族で抱え込まず、積極的に学校や諸機関の協力を受けましょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

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