「小1の壁」を乗り越え親も子どもも小学校生活にもすっかり慣れた頃に再びワーキングママを悩ますのが、「小4の壁」ではないでしょうか。学童を卒所するので、今までのように、安心安全な放課後を過ごせなくなるのでは?と不安を感じている方も多いはずです。では、それらを乗り越え学童を卒所した小学4年生はどのような放課後を過ごしているのでしょうか。
スケジュールを決めて不安&心配を軽減!
今まで学童で過ごしていた時間に4年生になったからといってすぐに一人で過ごさせるのは親としてはとても心配です。それを軽減&解消するには一人で過ごさせないことが一番といえます。ではどのようなことで予定を埋めているのでしょうか。
意外と多い?!4年生で学習塾デビュー
小学4年生は中学受験のスタート時期であり、3年生までと比べ学習内容が一気に難しくなる学年です。そのため4年生から学習塾に通い始め受験勉強をスタートする子ども、学習内容をしっかりと身につけるため復習目的で学習塾に通う子どもが多くなります。受験コース、復習コース共に複数の教科を受講する場合が多く、週の何日か学習塾に通い放課後を過ごすようにするのです。
習い事を増やして予定を埋めてしまう
学習塾同様、放課後の予定を埋めるために習い事を増やし通い始める子どもも多くいます。そろばん教室など週2回コースがある習い事も人気です。学習塾と合わせて月曜から金曜まで放課後の予定を埋め、親が子どもの行動を把握できるようにしています。学習塾や習い事の行き帰りも、子どもだけで通わせる、行きは一人だが帰りはお迎えにするなど、どのようにするかを事前に決めていることが多いようです。
学校の部活や放課後クラブを利用
小学4年生になると授業数も増え下校時間が16時前になる日が増えます。そこから部活動に参加し帰宅すると18時前後になります。そのため学校の部活動に入れ放課後を過ごし、子どもの帰宅前後に親も帰宅するようにしている家庭も多いのです。また学校によっては、親の就労状況は関係なく、自由に放課後を過ごせる放課後クラブが敷地内に設けられている場合もあり、そこでクラブ閉室時間までを過ごし、自宅では一人で過ごす時間を少なくしている子どももいます。
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子どもの意思を尊重&子どもを信用
親としては子どもの安全のためにも学習塾や習い事などで、放課後一人で過ごす時間をできるだけ少なくしたいと思うものですが、本人に通う意思がなければ無理強いはできません。また学習塾や習い事も増やせばそれだけ月謝代の負担も増えてしまいます。特に予定のない日、子どもたちは放課後をどのように過ごしているのでしょうか。
慣れれば平気?!基本は一人でお留守番
一人で放課後を過ごすことに不安を感じる子どもがいる一方、一人で過ごすことにあまり不安を感じない子どももいます。そのため本人が一人で過ごすという場合は基本一人でお留守番をしながら放課後を過ごしているのです。親の心配をよそに意外と子どもは平気の場合が多く、「帰宅したら親の携帯に電話」のようなルールも徐々に無くなる場合が多いようです。
一人で、家で過ごす時間をできるだけ減らす
学習塾や習い事に通うのは嫌がる子どももお友達と遊ぶことは大好きです。親としても一人で過ごすよりは、公園などでお友達と遊んで過ごしてくれるほうが安心でもあります。そのため放課後は一度帰宅し荷物を置いたら公園などでお友達と過ごし、親が帰宅するまでできるだけ一人でいる時間を少なくしている子どもも多いようです。外遊びする場合は帰宅時間を守らせるようにし、遠くまで自転車で行かないなどの約束事を決めておいてください。また、大人が不在の家に友達を呼ばないようにしましょう。あとあとトラブルの元になる可能性大です。
お友達や近所の親戚の家で過ごさせてもらう
公園で遊ぶのと同様に一人で過ごす時間を少なくするため、親同士も仲良くしているお友達の家や、祖父母など近所の親戚の家で過ごさせてもらう子どももいます。おやつ持参、宿題も済ませるなどのルールを作り、行きは一人でも帰りは親が仕事帰りにお迎えに寄るようにしている家庭も多いようです。相手側の負担にならないように気をつける必要はありますが子どもを預かってもらえる安心感はとても大きいものです。
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7歳3歳1歳の1男2女のママです。毎日子育てに奮闘中!
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