妊娠したときには、まだ生まれてくる子どもの保育園について考える方は少ないようです。しかし、出産し子どもが少し大きくなり、いざ「働きに出たいな、職場復帰したいな」と思ったときになって、入れる保育園なかったり、子どもを預ける先が全くなかったりすると、焦ってしまいますよね。
最近では地域によって異なりますが、希望する園に入れることは奇跡といわれるほど、子どもの預け先を確保することは困難なことになっています。そんな状況で生まれたのが「保活」という言葉です。保育園や保育所を探す活動のことをいいます。
保活をすることで、子どもを安心して預けることができ、ママも社会復帰をスムーズに行うことが可能です。保活は一体、いつからするべきなのでしょうか?スムーズに行うことができる保活スケジュールの立て方をお教えします。
保活スタートは妊娠中に
保育園を探すのは取りあえず出産をしてからでいいのでは、という考えの方も多いかもしれませんが、実際はそれでは遅いという場合もあります。近年では、妊娠が発覚すると同時に保活をスタートする方が増えています。さらには妊娠計画をするときに保活についても考えているという方もいるようです。
出産後は睡眠不足と戦いながら赤ちゃんのお世話をするため、ママの体力は想像以上に低下しています。また、小さい赤ちゃんを連れながら、役所や保育園に行くこともなかなか大変なことです。そのため、出産前にすべてをおえておくことが最も理想的なスケジュールです。
妊娠が発覚し、役所に母子手帳をもらいに行ったときに、子育て支援課や保育課といったところで保育園や保育所についての話を聞きましょう。現在の保育園の預かり状況や、空き状況、申し込み方法などは地域によって差があるため、事前に聞いておくと役に立ちます。
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気になる園や、通勤圏内の園を見学
まずは、気になる園や、働きに出る際の通勤圏内にある園をチェックし、ホームページで園の雰囲気や情報を下調べしておきましょう。
保育園には「認可」と「認可外」の2種類があります。自分や家族が後悔しないようにそれぞれの特徴を知っておくと良いでしょう。一概に、「認可」が良くて、「認可外」が良くないというわけではありません。
認可保育園は、児童福祉法に基づき園庭の広さや施設完備、保育士の数が基準を満たしているところです。それに対し、無認可保育園といわれるところは、敷地が狭かったり、保育士が少なかったりなど、規模が小さいためそう呼ばれますが、実際にはアットホームで英語やリトミックなど、教育が充実している場合も少なくありません。
ホームページ上ではわからないこともあるため、実際に足を運ぶことが大切です。気になる点を見たり聞いたり、周りの環境や雰囲気を感じ取ったりすることが選ぶ基準といえるでしょう。
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