子どもの安全、子どもの目線からの確認を!
子どもは興味を引かれたものに向かって衝動的に動きます。運動機能が徐々に発達してきているとは言え、その瞬間的な動きに身体や注意力が追いつかないことも少なくありません。子どもの安全をはかるには、子どものハイハイやつかまり立ちの目線の高さから角など危険なところはないかチェックしておきましょう。
どちらの角をガードする?角は下側にも!
テーブルの角にクッション材を貼りつけるとき、意識したいのは子どもの頭の高さです。子どもがハイハイしたとき、つかまり立ちをしたとき、歩いているとき、子どもの目線や頭の高さはどのくらいでしょうか。もし床からの高さが70cmほどのテーブルでしたら、1歳くらいの子どもがテーブルの脚につかまって立とうとすると、ちょうど天板の下、床側に頭をぶつける高さかもしれませんね。また、テーブルの天板には背が届かなくても、幕板に激突!ということもあるかもしれません。テーブルを、ぜひ一度子どもの目の高さから見上げてみて、角や出っぱりがないかチェックしてみることをおすすめします。
貼っても貼ってもはがされる、対策は?
子どもの安全をはかって貼る、コーナークッションやコーナーガード。子どもにはとても興味が引かれるようです。はがす、なめる、かじる。何度貼っても子どもがはがしてしまうので、クッションを貼るのをやめてしまったというお家もあります。子どもがはがしてしまわないようにするには、別売りの超強力両面テープを活用するのが便利です。不要になったらはがせるタイプの超強力両面テープもあります。貼りつけたい場所をきれいに拭き、汚れや水分がない状態にしたところへテープを貼りつけ、しっかりと押さえて固定するようにしましょう。
おわりに
1〜2歳の子どもに発生した事故で最も多く報告されているものは、テーブルなどの家具に衝突する事故です。子どもが自分で動けるようになってきたら、子どもの目線で危険箇所をチェックし、早めに安全対策を行いましょう。
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メンタルコーチとwebライターの兼業をしている40代ワーママです。夫と息子との3人家族。東京生まれ東京育ちの大阪府民です。電車と食べることとヘンテコな踊りと絵本が大好きな、まもなく5歳の息子のお蔭で親として日々成長中です。息子が寝る前に習慣としてつづけてきた絵本の読み聞かせが、もうすぐ通算650冊になります。
Mme_barbon(マダムバルボン)は息子が好きだった絵本『ワニのバルボン』シリーズが由来です。
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