東京都杉並区の例をご紹介します
保育園待機児童問題の話になったときに、よく名があがる地域として、東京都杉並区があります。保育園が足りず、建設を進めたいのに、住民との折り合いがつかないようです。どのような事例なのでしょうか?ご紹介したいと思います。
東京都杉並区の待機児童の現状とは?
人口が密集している東京都では、待機児童も問題が深刻です。東京都杉並区では2016年現在、130名以上の待機児童がいるそうです。もし、保育園に入れないとなると、母親は仕事を辞めなければいけなくなります。働きたいと思っている母親にとっては、とても理不尽なことでしょう。どうにか、解消してほしい!と懇願するのは当然のことといえます。
住民と杉並区の意見が対立しています
杉並区など、人がたくさん集まっている地域では、当然土地の余裕がありません。保育園を建設したくても、場所がないのです。そこで、杉並区は本来ある公園の一部に保育園を建設するのはどうか、と提案したところ、住民は大反対です!子どもの遊び場を奪わないでという意見です。たしかに、保育園を作ったことで遊び場がなくなると、子どもにはふびんな気がします。
待機児童を解消できる日はくるのか?
限られた土地しかない都会で、全ての人の意見をくんで、解決するというのは不可能なことに思えます。小規模の託児施設を増加させるなど、子どもを預けることができる施設を、杉並区は努力して作っています。地域住民との話し合いも、たくさん設けられているそうです。難しい問題ですが、住民の人が少しでも納得してくれるように、住民も若い世代の人を応援できるように、お互いの考えを譲り合うことで、前進していかなければいけない問題といえます。
おわりに
保育園の待機児童の問題は、これからも続くでしょう。保育園の問題は、待機児童の問題だけではなく、保育士の給与が少ない、保育士の数が足りない、という問題も耳にします。簡単には解決することができない、根深い問題だといえます。
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