2、3歳児が「ママがいい」と泣き叫んでしまう六つの心理

ママがいい
忙しいのでちょっとだけパパに面倒を見てほしいときや保育園に預けるときに『ママがいい!』と泣かれてしまうととても困ります。突然ママでないとだめ!となるのはどんな心理が隠れているのでしょうか?この記事では子どもがぐずる理由やママやパパが子どもの大泣きにうまく付き合う方法をご紹介します。子どものイヤイヤに困り果てている方はぜひこの記事を参考にしてください。

とにかくママが好きすぎる

ママが大好き
子どもが突然「ママ!」と言い出すのは何よりもママが大好きなことと関係しています。いつもママにべったりなのはかなり困りますが、決して愛情に飢えていてママにこだわっているわけではないようです。

1.好きだから

ママは子どもにとって非常に愛着のある安心できる存在です。そこでちょっと目があった。気が向いた。という何となく気が向いたときにママがいないとそれだけで悲しくなってしまうのです。
例えばパパが子どもを預かる場合「ママ!」と大泣きしているならやっぱりママが面倒を見た方がいいのでは?と思うかもしれません。しかし、成長する中で子どもはママ以外の人間とも信頼関係をどんどん築いていきます。パパ自身がその成長のきっかけになっているのだと前向きにとらえることが大切です。

2.ちょっとでいいからかなえてほしい

好きな人だからこそわがままを言ってしまうという心理もあります。食事の支度中に「ママ、これやって」「ちょっと来て」「見て!」と言われるのはわずらわしいこともありますが、これらも好きな人に関心をもってほしいという気持ちです。十分時間がとれない場合は「10秒だけね」と約束して短時間で終わらせたり「○○が終わったら行くね」などいったん保留にしたりできないか声をかけてみるのもおすすめです。

3.もう少しママに甘えたい

子どもがママをとても信頼していて、ママがいない生活なんて考えられないと感じているような場合は、本人が納得しない限りどうしようもありません。ママに強くこだわっている間は突き放すと逆効果になってしまいます。やむを得ず泣いたまま預けてしまうこともありますが、5、6歳くらいになれば落ち着いてくるはずです。ママ自身がつらくなりすぎないようにうまく気分転換をしつつ、一時的なものとして長い目で付き合いましょう。

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マイナスな気持ちで泣いてしまうことも

不安な子ども
子どもの「ママがいい!」は甘えが原因のことも多いですが、中には病気や嫌な思い出、ストレスなど体調や心身が不良になっている場合があります。泣いているときに時間がなかった場合でもできるだけフォローをしてあげるようにしましょう。

4.病気の前触れ

普段あまり泣いたりしない子どもなのに、今日はいつも以上に泣いているな?という状況はもしかして体調が崩れる前触れかもしれません。下痢や嘔吐(おうと)、明らかな発熱など、本格的に体調が崩れないと子どもの体調の変化に気が付くのはなかなか難しいです。具合が悪くなった後であのとき泣いていたのは体調不良だったのかな?と思うパターンです。

5.嫌なことがあった

昨日お友だちに引っかかれた、など嫌な思い出があって泣き出してしまうことがあります。原因がはっきりしているものであれば大丈夫だよ、と元気づけることができます。しかし、何日も前のことや、まったく関係ないことを思い出して悲しくなってしまっていることもあります。

6.疲れた

少し寝不足だった。昨日たくさん遊んだので体の疲れが癒えていないなど、体がだるくて泣いている場合があります。この場合は全身をぎゅっと抱きしめてがんばっておいでと言って送り出すと子どもも安心できるでしょう。

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