子どもがスマホを持ちたいと言ったら?
タバコやお酒と違って、スマホ解禁には明確な年齢制限はありません。親がいつから持たせようと決めていても、子どもはそれより早く持ちたいと言い出すかもしれません。そのとき、どのように対応したらいいのでしょう。頭ごなしにダメだと言っても子どもが納得するはずがありません。子どもにスマホを持たせるときに親がするべきことをまとめました。
なぜ、スマホが必要なのかを考える
子どもが「スマホが欲しい」と言い出したら、なぜ欲しいのか、なにに使うのかを子どもに説明させて、本当に必要なのか家族でよく話し合いましょう。進級や進学など生活が変わるタイミングで、連絡ツールや防犯を目的として持たせる家庭が多いようですが、家庭の状況や子どもの性格、成長度合いから、持たせる時期を見極めてください。
持たせる前にフィルタリングをかける
話し合って子どもにスマホを持たせることにしたのなら、渡す前にフィルタリングをかけましょう。スマホを18歳未満が利用する場合、フィルタリングをかけることが携帯会社での利用条件となっています。ところが、これは携帯回線のみのフィルタリングで、Wi-Fiを利用したときには有効ではありません。Wi-Fi用のフィルタリングソフトも利用しましょう。また利用制限アプリもあるので、販売店で相談するのもおすすめです。
家族でのスマホ利用の約束事を決める
スマホを利用するデメリットもしっかりと伝え、家族で約束事を決めましょう。例えば
- 時間を決めて夜は親に預ける
- 食事中は利用しない
- 使いはじめの連絡は家族だけにする
- SNSは利用しない
ツイッターやインスタグラム、フェイスブックなど、今は自分を表現する場所がたくさんありますが、一方でこうした子どもたちを利用する悪い人たちもいることを忘れてはいけません。個人を特定しようとすれば、友人関係をたどったり、画像からヒントを得たり、驚くほど簡単に情報が集まります。利用するにしても、トラブルに巻き込まれないため必ず親がチェックしましょう。そして決めた約束は守るよう定期的に話し合い、時には約束事の見直しも必要です。困ったことがあったらすぐ親に相談できる環境を作っておくことも大切です。
おわりに
スマホは便利なコミュニケーションツールですが、親として心配事もたくさんあります。ネットのマナー、危険性についてしっかりと伝え、子どもがどのように利用しているのか把握できるようにしましょう。子どもにはスマホの制限をしているのに、大人はいつもスマホを手にしている、とならないように親自身も使い方の見直しが大切ですね。
ピックアップ
たまGoo!(たまぐー)は、妊活、妊娠、出産をこれから迎えられる女性をサポートするため、女性のみならず、男性にも知っておいて欲しいこと、夫婦で取り組むべきことなどをコラムなどで紹介し、みなさまのご不安やお悩みに答えることを目的としたサイトです。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。