子どもの姿勢の悪さへの具体的な対策は?
子どもにはよい姿勢でいて欲しいと思いつつ、対策ができていない人は7割もいました。最後に子どもの姿勢が悪い場合に、すべき具体的な対策をご紹介しましょう。子どもの姿勢が悪いと感じている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
背中と肩甲骨の筋肉を鍛える
普段から悪い姿勢でいるとよい姿勢をキープしようとしても、すぐに疲れてしまいます。そこでよい姿勢を保つには、背中と肩甲骨の筋肉を鍛えることが大切です。手を伸ばして肩甲骨を開いたり、手を後ろに引いて肩甲骨を閉めたりすることで、よい姿勢になるために必要な筋肉を鍛えられます。子どもでも簡単にできる筋トレがたくさんあるので、親子で一緒に毎日取り組むのがおすすめです。
背中を伸ばすストレッチ
姿勢をよくするには、ストレッチも有効です。たとえば、タオルを丸めて肩甲骨の下に起き、仰向けでバンザイをしながら寝るだけでも、猫背の改善や予防に効果的なストレッチになります。ストレッチをした後はスッキリするので、よい気分転換にもなりそうですね。こちらも簡単にできるので、毎日時間があるときにやって、よい姿勢になるように努力しましょう。
姿勢改善に役立つ道具を使ってみる
よい姿勢をキープしたいなら、姿勢改善グッズを使うのもおすすめです。本格的に姿勢を良くしたいなら、姿勢改善ベルトが使えます。ただし、子どもの場合はベルトをつけるとしんどくなることもあると思うので、そういったときは座るだけで自然によい姿勢になる椅子を使ったり、乗るだけで体感が鍛えられるバランスディスクを使ってみるとよいでしょう。道具を使い、楽しみながら姿勢を改善してくださいね。
わりに
子どもの姿勢について関心がある親は93%もいますが、その中で姿勢悪化について具体的に対策をしているのは3割程度でした。姿勢が悪いと視力の低下や体調不良なども招いてしまうので、子どもの姿勢はしっかりと対策をしてあげるべきです。姿勢改善に役立つ筋トレやストレッチをしたり、道具を使ったりしてコツコツ対策をしていきましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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