5歳児~6歳児におすすめする動物絵本
5~6歳児は、自分のことができるようになり、周りの人の感情を読み取る力が強くなってきます。そのため、集団行動のルールや人との関係性を学ぶ時期と言われています。この時期は、自分で絵本を読むことも増えてくるため、夢や笑いがある絵本がおすすめです。
8.『ずーっと ずっと だいすきだよ』
この絵本では、気持ちの大切さを学ぶことができます。ずっと一緒にいた犬のエルフィーが死んでしまいます。しかし、主人公の男の子は、毎晩エルフィーに『ずーっとずっと大好きだよ』と語りかけていたので、強くいることができます。別れは悲しいけれど、愛情はずっと続くのです。そんな愛する者への気持ちを表現することの大切さが子どもにわかりやすく描かれています。
9.『からすのパンやさん』 加古里子
この絵本の魅力は、さまざまな形や大きさをしたパンです。動物や楽器の形をしたパンが80種類以上登場します。自分の好きなパンを見つけるのも楽しみ方のひとつです。また、絵本に出てくる個性的なからすたちも魅力的です。集団行動ができるようになる5~6歳児には個性が出てきます。みんな違う個性があることは、いいことだと学ぶことができます。
10.思いやりを育む 『どうぞのいす』 香山美子
この絵本では、動物たちのかわいい行動から『思いやり』を学ぶことができます。動物が『どうぞのいす』の上にあるものをもらい、そのお礼に『どうぞのいす』にものを置いていき、たくさんの動物たちにつながっていく物語です。友達のことを思う気持ちやものをもらってうれしい気持ち、お礼をしたい気持ちなどが描かれている、ほっこりする絵本です。
おわりに
絵本を通して、命の大切さや人やものの感情を学ぶことができます。身近な動物が活躍する絵本を見ることで、子どもたちも興味を持ちやすく、より絵本に感情を持つことができます。子どもの頃に好きだった絵本は、大人になっても覚えているものです。たくさんの絵本を読み聞かせ、また読ませることで想像力や感性が豊かになるように成長を見守りましょう。
ピックアップ
10,8,2歳の男の子のママです。賑やかすぎる毎日を子どもたちと一緒に過ごしています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。