パパも安心して育児休業を取得できるように
ママだけではなくパパも安心して育児休業を取得できるように、これまでにいくつかの法改正がありました。また、あまり知られていないようですが会社側にもメリットがあるのです。パパとママ2人で協力しながら育児を楽しんでみましょう。
専業主婦家庭もパパの育児休業は取得可能!
以前は、専業主婦家庭のパパの育児休業取得は、事業者側が労使協定によって拒否できる仕組みだったのですが、平成22年6月の法改正によって拒否できなくなりました。専業主婦家庭のパパも育児休業をとりやすくなったということです。ママが専業主婦のご家庭でも、一度パパの育児休業取得について話し合ってみてはいかがでしょうか。
パパの育休取得で会社側にもメリットが!
パパが育児休業を取得することで実は会社側にもメリットがあります。くるみんマークの認定にみられるように企業イメージが良くなることや、人材の流出防止になること、一定の条件を満たせば出生時両立支援助成金が支給されること等があります。これらのメリットがあるということは、会社に迷惑がかかるかもしれないと育児休業取得をためらっているパパにもぜひ広く知ってもらいたいポイントです。
育児休業の取得で不利益な扱いを受けた場合
育児休業を取得することで、職場復帰の時に何らかの影響が出ないか心配に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。介護育児休業法では妊娠や出産、育児休業および介護休業を理由に不利益な扱いをしてはならないと規定しています。さらに、平成28年の法改正で就業環境を害する⾏為がないように、防止措置を講じるよう規定されました。 万が一不当な解雇や降格、減給や配置換え、正社員から非正規雇用への契約変更等、不利益な扱いを受けた場合には、各都道府県の労働局に窓口がありますので相談すると良いでしょう。
おわりに
いかがでしたか?パパママ育休プラスによってパパの育児参加が高まると、家庭や子どもに良い影響を与えるでしょう。パパママ育休プラスをどんどん活用して、あっという間に成長していくわが子の姿を間近で見守りましょう。パパやママの努力だけではなく、育児休業を取得しやすい環境作り等、社会全体で子育てしやすい環境になっていけると良いですね。
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1歳6ヶ月にして早くもイヤイヤ期に突入した息子を育てるママです。現在第2子妊活中、不妊治療頑張っています!
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