2015年に改正された「子ども・子育て支援新制度」を徹底解説!

年齢別の利用可能な施設と保育料について

延長保育
新制度では新たな施設が開設され、利用できる施設が増えましたが、どこの施設に通えるのか、またどのような手続きが必要なのか分からない方のために、年齢別の利用可能な施設や手続きをご説明します。また現在の幼稚園や保育所はどうなるのか解説します。

認定を受けた0歳から2歳児が利用できる施設

仕事、出産、介護などの理由で子どもの保育が必要と認められた場合、保育所、認定子ども園、地域型保育のいずれかを利用することができます。施設を利用するためには、お住まいの市町村から認定を受ける必要があり、0歳から2歳児に関しては、3号認定(保育認定)を受けるか、もしくは認定を受けなくても一時預かりなどのサービスが利用できます。

3歳から5歳の子どもが利用できる施設

3歳から5歳までの子どもが利用できるのは幼稚園、認定こども園、保育所です。幼稚園か認定子ども園に入園を希望するなら、「1号認定」を受ける必要があります。1号認定は長時間の保育は必要でないと判断された世帯が該当します。「2号認定」は仕事や病気のため、保育が必要と判断された場合に与えられ、お子さんは認定こども園か保育所を利用できます。

現在の幼稚園や保育所はどうなるの?保育料は?

認定子ども園が開設されたからといって、今の幼稚園や保育園がなくなるわけではありません。今後の運営については、各施設が決定することになっています。また、保育料は、新制度では保護者の所得に応じて市町村が定めることになっており、値上がりする場合もあります。なお、新制度に移行しない私立幼稚園は従来通りです。

おわりに

「子ども・子育て支援新制度」について解説しました。新しい制度を理解するのは大変ですが、活用できるサービスがあるなら、どんどん活用したいですね。新制度は、出産後に社会復帰したいと考えているママを後押ししてくれるのではないでしょうか。

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