起きないくらいまで寝入ってから着地を
同じ眠りでも、赤ちゃんの眠りと大人の眠りとでは大きく異なります。1歳半くらいまでの眠りは、半分以上が動睡眠での浅い眠りの状態です。一見寝たようにみえても、すぐに目覚めてしまうような眠り方なのです。赤ちゃんを起こさず布団に下ろすには、起きないくらいまでしっかりと寝たところで赤ちゃんの着地を試みるのがポイントです。
【コツ6】抱っこ歩きでリラックス
激しく泣く赤ちゃんを抱き上げ、抱っこしたまま歩くと、そのうちに赤ちゃんが泣きやみうとうとし始める、ということがあります。ある研究によると、赤ちゃんの身体をぴったりとくっつけて抱っこした状態で歩き出すと、赤ちゃんの心拍数が下がり体動も少なくなることがあるのだそうです。
5分間も抱っこ歩きを続けるうちに、副交感神経が活発化し赤ちゃんのリラックスが促されるのだとか。抱っこ歩きで赤ちゃんがしっかりと寝入ったところで、その抱っこのまま赤ちゃんを着地させていきましょう。
【コツ7】着地は眠りが深くなってから
赤ちゃんの眠りは、まず浅い眠り(動睡眠)から始まり、20分くらいして深い眠り(静睡眠)に移行するといわれています。赤ちゃんが寝ついてすぐはまだうとうとした状態なので、そっと布団に下ろしてもその刺激で目覚めてしまうのです。親としては気持ちがはやるところですが、着地は赤ちゃんがぐっすりと深い眠りに入るまで待ちましょう。
全身の力が抜け、物音にも反応を示さなくなった頃合いがチャンスです。静かにそうっと布団へ着地させていきましょう。
おわりに
赤ちゃんは眠りが浅いため、特に寝入ったばかりのときは少しの刺激でも目を覚ましてしまいがちです。赤ちゃんを抱っこしたままでそっと布団に下ろし、着地したあとも焦らずじっくりと離れていくようにしていきましょう。何回もやっていくうちに着地するコツをつかんでいくはずです。
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メンタルコーチとwebライターの兼業をしている40代ワーママです。夫と息子との3人家族。東京生まれ東京育ちの大阪府民です。電車と食べることとヘンテコな踊りと絵本が大好きな、まもなく5歳の息子のお蔭で親として日々成長中です。息子が寝る前に習慣としてつづけてきた絵本の読み聞かせが、もうすぐ通算650冊になります。
Mme_barbon(マダムバルボン)は息子が好きだった絵本『ワニのバルボン』シリーズが由来です。
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